2025年7月30日水曜日

【自然情報】大倉~見晴茶屋 7月30日

  山麓しらべで大倉尾根の見晴茶屋まで行って来ました。

◆見晴茶屋からの眺め。
秦野の市街地や相模湾が見えます。

◆風が通る木陰は、汗をかいた体を冷やし、心地よかったです。

◆大倉高原テントサイト
今日は草刈りが行われていました。

◆クサギ
雄しべを長く伸ばす花が咲き始めました。

◆キンミズヒキ
下から上へ順に咲いていきます。

◆オオヒヨドリバナ

◆カシワバハグマ
葉が輪生につき、茎の先に数個の蕾がついていました。

◆ヒグラシの抜け殻
沢山見つけました。朝や夕方は大合唱になることでしょう。

◆登山道脇から飛び立ったヒグラシにセミヤドリガの幼虫が寄生していまた。

◆サトキマダラヒカゲ

◆コミスジ
目の前をフワフワ飛んで、葉に止まりました。

◆ハンミョウ

◆ヤマトフキバッタ

暑い日が続いています。
体調を整え、熱中症対策を万全してお出かけください。

【その他観察した生きもの】
《植物》
 花  アキノタムラソウ、オニドコロ、ツユクサ、マツカゼソウ、
    キバナガンクビソウ、ヘクソカズラ、ミズヒキ、ヤブミョウガ、
   ダイコンソウ、ヨウシュヤマゴボウ など
 蕾 タマアジサイ、ウバユリ など
 実  アブラチャン、ガマズミ、ミズキ、フタリシズカ など
《野鳥》
     ヒヨドリ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、ウグイス、イカル、
   カワラヒワ、コゲラ、アカゲラ、サンショウクイの仲間、
   ガビチョウ、ハシブトガラス、ハシボソカラス  など 
《その他》 
   クロヒカゲ、サトキマダラヒカゲ、コジャノメ、アオスジアゲハ、
   クロアゲハ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、キタキチョウ、
   ダイミョウセセリ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、
   ツクツクボウシ、オオセンコガネ、 セマダラコガネ、シオヤアブ など
 
◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
7月30日 晴れ
8時40分の気温30.2度

2025年7月29日火曜日

【自然情報】秦野ビジターセンター周辺 7月27日

秦野ビジターセンター周辺に自然観察に来られた方から情報をいただきました。
ありがとうございます。

◆オオルリ(幼鳥)

鳥:トビ、メジロ、ツバメ、ガビチョウ、ハシブトガラス、
  イソヒヨドリ、オオルリ(幼)、イカル、キセキレイ、
  カワラヒワ、ウグイス、アオバト、ヒヨドリ、キジバト、
  スズメ
声のみ:コジュケイ

他:ニホンジカ、シオカラトンボ、クロアゲハ? など

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
7月27日 晴れ
8時40分の気温31.8度

2025年7月26日土曜日

【行事】「やまびる伝道師 ひるちゃんと探る、思わず恋する?!ヤマビルのひみつ」 7月26日

企画展関連イベント
「やまびる伝道師 ひるちゃんと探る、思わず恋する?!ヤマビルのひみつ」
を開催しました!

◆講師:やまびる伝道師 ひるちゃん

◆まずは室内で、ヤマビルがどんな生き物なのか、
 対策はどうすればいいのか学びました。

◆ひるちゃんがシマイシビル、セスジビル、ヌマイシビルなど
 ヒルの仲間たちを連れてきてくれました。
 みんなでヒルの仲間たちを観察です。

◆顕微鏡を使ってヤマビルの卵を観察します。

◆ヤマビルに忌避効果があるものを教えてくれました。

◆野外にヤマビル観察に向かいます。

◆ヤマビルは、生き物の息や熱に反応して出てきます。
 地面に息を吹きかけると落ち葉の下から出てきました。

◆出てきたヤマビルを観察します。

◆落ち葉の下をめくると...

◆ヤマビルの卵を発見しました!

◆最後は室内に戻り、ヤマビルの観察をしました。


ご参加された皆さまありがとうございました!


秦野ビジターセンターでは、
企画展「ヤマビルってこわい?ほんとうは…意外と知らないヤマビルのひみつ」
を9月7日(日曜日)まで開催中です。
ヤマビルについて知りたい方はビジターセンターにぜひお越しください!


◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
7月26日 晴れ
8時40分の気温32.3度

2025年7月25日金曜日

【登山・自然情報】二の足林道~唐沢峠~雷ノ峰尾根~日向 7月24日

厳しい暑さの中、大山山頂まであと0.6キロメートル地点の雷ノ峰尾根まで
情報収集に行ってきました。

コース:二の足林道~不動尻~唐沢峠~雷ノ峰尾根合流(標高約1140メートル)
    ~見晴台~九十九曲~日向

余裕があったら大山を登頂する予定でしたが、
時間や雷注意報を考慮して無理せず下山しました。

◆登山道の途中から見えた大山

◆二の足林道から出発です。

◆二の足林道

◆山神隧道を通ります。
 日中はライトがなくても通行できますが、念のため携行してください。

◆オオルリ
 ところどころで囀っていました。

◆二の足林道終点
 さらに不動尻に向けて歩を進めます。

◆タマアジサイ
 ほとんど蕾でしたが、一部咲き始めていました。

◆不動尻

◆奥に行くと登山道が二股に分かれています。
 今回は左側に行きます。

◆タマゴタケ
 他にもいろいろなキノコが顔を出していました。

◆マツカゼソウ
 林道から登山道下部で咲き始めていました。

◆ヒグラシ
 人の気配に気づいてたくさんのヒグラシが地面から飛んでいきました。
 鳴き声は15時近くになってようやく聞くことができました。

◆道が荒れたり、林業用作業路と交差し登山道が不明瞭になっている箇所があります。
 道が分かりづらいなと思ったら、周囲を見渡して見てください。

◆三峰山に向かうバリエーションルートと唐沢峠へ向かう登山道の分岐
 向かって左(西側)に進みます。

◆唐沢峠

◆細尾根があります。

◆バイカツツジ
 ひっそりと咲いていました。


◆さらに登っていくと視界が開け見晴らしのいいスポットもあります。

開けた場所にはトンボがたくさん飛んでいました。
◆虫除け「おにやんま君」ならぬオナガサナエ
 オニヤンマより一回り小さいです。

◆ウスバキトンボ

◆何度か登山道を直登します。

◆雷ノ峰尾根に合流
 大山から下山してくる登山者が何組かいらっしゃしましたが、少なかったです。

◆リョウブ
 この時期、最も見られる花です。

◆登山道が削れた場所にアルミ板が設置されていました。

◆見晴台

◆見晴台から見た大山
 背後には入道雲ができ、何度か雷鳴が聞こえてきました。

◆九十九曲までは比較的なだらかな道を行きます。
 九十九曲の先はその名のとおり、つづら折りの道です。

◆日向林道を横断して下降し、

◆木橋を渡ったら…

◆無事下山

この日は日陰が多いコースで風も吹いていましたが、
無風で湿度が高いと熱がこもり熱中症の危険が高まります。
ご自身の体力や装備を考慮に入れて、無理のない登山をお楽しみください。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
7月24日 晴れ
8時40分の気温 30.8度

◆◆◆見晴台(標高約770メートル)◆◆◆
7月24日 晴れ
14時30分頃の気温26度