2013年1月31日木曜日

【登山情報】天神尾根分岐~塔ノ岳~表尾根 その① 1月30日

塔ノ岳まで自然情報収集に行って来ました。
雪の量は0~70㎝と場所によってさまざまです。
アイゼンなどの滑り止めが必要です。

 ◆花立付近
日当たりのよい場所では登山道の雪は溶けていました。
日陰など雪の残っている箇所も所々あります。

◆金冷シ
分岐の道標が雪で埋もれてしまっていました。
ここから先の稜線上は急に雪が多くなります。

◆塔ノ岳山頂からの眺め
スッキリ晴れたこの日は丹沢の山並みはもちろん、
富士山、南アルプス八ヶ岳、麓の町や相模湾と
360°素晴らしい景色が広がっていました。

◆表尾根方面へ
いい景色!と景色に見とれそうになりますが、
ガラガラした岩場や雪道の斜面はすべりやすいので
足元もしっかり見て慎重に!

◆踏み抜き注意!
踏み固められた登山道から少しでも外れると、
ズボッ!と足が埋まってしまいます。

【登山情報】天神尾根分岐~塔ノ岳~表尾根 その② 1月30日

続きです。

 ◆道の脇に
動物の足跡がついていました。
足跡の主はハクビシン・・?

◆行き止まり?!
進行方向に登山道があるハズなのですが・・
雪の壁で塞がれていました。
雪道は登山道が分かりづらく、道を間違いやすいので
注意が必要です。


◆ぬかるみ
雪が溶け、ぬかるみがひどい所もあります。
ぬかるみを避けて登山道を外れると、道が広がり植物が
生えなくなってしまいます。
登山道を外れないようにお願いします。
汚れ防止のスパッツがあると便利です。
◆ふりかえれば
今日歩いてきた稜線がみえます。
写真ではわかりにくいですが、
塔ノ岳山頂に小さく小屋もみえました。

2013年1月29日火曜日

【自然情報】ビジターセンター周辺 1月29日

今日は風もなく、日差しのぬくもりが
心地良かったです。

 ◆風の吊橋を歩いていたら、すぐ横
目線の位置にノスリが・・・。
慌てて写真を撮りましたが
スミマセン。よくわかりませんよね。

◆ジョウビタキ(メス)
クリクリっとした目が
愛らしいです。

◆モズ
何を見つめているのかな?

2013年1月24日木曜日

【積雪情報】大倉尾根 1月18日

登山者の方からの情報です。
アップが大変遅くなり、申し訳ありませんでした。
いつも情報をありがとうございます♪

大倉尾根は、アイゼン必須とのことです!

:::

大倉尾根の様子


◆花立山荘前の階段
花立付近の陽当たりの良い箇所は土が見えるほどでしたが、
花立山荘までと、金冷しから塔ノ岳山頂は、しっかりと
トレースがついているものの、とても細いトレースで
すれ違うときは要注意です。

◆金冷し~塔ノ岳




◆戸沢出合
通称戸沢林道(秦野市道52号線) は、積雪なし。
倒木もありません。
作治小屋手前から林道脇に多少雪があります。
竜神の泉の先のカーブと戸沢出合いの駐車スペースに
下る坂道がかなり凍結しているので、注意が必要です

2013年1月22日火曜日

【積雪情報】二ノ塔~三ノ塔 その① 1月21日

表尾根の情報が入ってこないので、
お休みを利用してたっぷり雪を楽しんで来ました♪
楽しんで…と言っても結構な積雪。体力消耗します!

コースは県道70号線富士見橋からニノ塔~三ノ塔往復です。
トレースはついていますが、外れると埋もれます。
深いところでは70~80cm、全体的には30cmくらいでした。
雪がなくぬかるんでいるところもあります。

 ◆県道70号線から菩提峠へ続く道
積雪は30cmくらい。除雪車は入っていません。
ソリの跡やかまくら、雪遊びの形跡がありました。

◆ニノ塔途中の登山道の様子
アイゼンはずっとつけっぱなしでした。
ちなみに1人は6本爪、もう一人はスパイク長靴です。

◆ニノ塔手前のガレ場
普段は歩きづらいガレ場ですが、
雪のお陰で歩きやすくなっています。

◆ラッセル!
登山道ではないところにトレースがあったため、
頑張って登山道にトレースをつけたのですが、
「ギャー!」、「ズボッ!」の繰り返し。
深いところでは70~80cmはありそうです。

◆ニノ塔山頂
日が良く当たっていましたが気温が低いせいか
たっぷり雪が残っています。
その②へつづく…

【積雪情報】二ノ塔~三ノ塔 その① 1月21日

先ほどの続きです。

 ◆ニノ塔と三ノ塔の鞍部
確かこの積もっている雪の下、
崩れているところがあったよなぁ…と思いながら通過。
雪は登山道の様子を全くわからなくしてしまうので
無積雪期に歩いておかないといきなりの雪山は怖いですね。

◆三ノ塔手前の登山道
しっかりトレースがついているので歩きやすいです。
しかし滑り止めがないと滑って歩きづらいです。

◆吹きだまりはすごい!
吹きだまりは100cm以上あります。

◆三ノ塔山頂の様子
山頂の休憩小屋の周辺はいつものごとく
ぬかるんでいます。山頂の積雪は0~15cm程度。

◆烏尾山方面へ
こちらもすごい積雪です。
丹沢の山並みがきれいに見えました。

2013年1月19日土曜日

【周辺情報】大倉~大倉高原山の家 1月19日

朝から雲一つない快晴。
ビジターセンターがある大倉の9時の気温は5.3℃。
キーンと冷たい空気の中、
大倉高原山の家(標高約600m)まで、山麓調べに行って来ました。

 ◆カサカサ、ゴソゴソ。
雑木林の中から音が・・・。
鳥が落ち葉の中を歩いているのかな?。
餌を探しているのでしょうか。

◆コンコン、コンコン。
木の上から音が・・・。
キツツキの仲間のコゲラです。(写真の真ん中あたりにいます)
木を突く音が響き渡ります。
この他に、キクイタダキ、シロハラ、カケス、
ヤマガラ、ホオジロなどの野鳥が観察できました。

◆♪ドングリ、コロコロ~♪
倒木の上に転がり落ちたのでしょうか?
その上で芽を出していました。

◆ウスタビガの繭に小さな穴が。
寄生蜂が脱出した穴かもしれません。

◆鍋割山稜
大倉高原山の家の少し手前の
登山道から見えました。
14日に降った雪で山頂は真っ白。

大倉高原山の家までの登山道は
凍結やぬかるみもなく
特に問題はありませんでした。

2013年1月17日木曜日

大倉からみた鍋割山稜・表尾根 1月17日

午前中はきれいな青空が広がっていましたが、
だんだんと雲が広がってきました。

 ◆表尾根の様子(8:00)
真っ白にお化粧した表尾根が青空にクッキリ!

◆鍋割山稜の様子(13:00)
奥の真っ白な稜線が鍋割山稜。
手前の大倉尾根にも雪があります。

◆ニノ塔・三ノ塔(13:00)
ズームして撮影。真っ白です~。

◆大山(13:45)
写真を撮っている間に雪雲らしき怪しい雲が
大山山頂を覆ってしまいました。

鍋割山稜も13:50現在真っ白になっています。
おそらくまた雪が降っていると思われます。
登山道の踏み跡が消えませんように…。

明日も気温が低そうです。
雪山歩きは想像以上に時間がかかります。
ゆとりのある登山計画と冬山装備でお出かけください。

2013年1月16日水曜日

【積雪情報】塔ノ岳・大山・丹沢山 1月16日

1月14日に一日降り続いた雪で、表丹沢もすっかり雪化粧しました。
当分、雪が残ると思われますので、凍結要注意!
アイゼンなど滑り止めは必須です。
また、強風による倒木が多く発生しているようですので、
時間に余裕を持って行動しましょう!
初心者の方は、無理な登山は控えるようにしましょう。

各機関からいただいた積雪情報です。

●塔ノ岳山頂(1月16日9:00)※尊仏山荘さんからの情報です

強風のため、山頂の積雪は少ないが、
吹きだまり等小屋の周りはおよそ100cm!

●ヤビツ峠(1月15日)
※秦野VCスタッフの休日情報 詳しくは後ほど
積雪約70cm

●大山(1月15日)
※伊勢原市さん、自然公園指導員さんからの情報です

倒木が複数あり、通行できない状態。
(場所)
・女坂
・大山下社から蓑毛に向かう道(かごや道)表参道との合流点手前の沢すじを横切る個所

大山の他の登山道にも倒木が発生していると推測されますが、
未確認とのことです。

●烏尾山山頂(1月14日朝・表尾根)
※山小屋さんからの情報です

積雪ひざ下まで。
朝起きると、一面の雪。
この後、さらに降り積もった可能性大

●丹沢山山頂(1月15日)
※みやま山荘さんホームページからの情報です
積雪:100cm

塔ノ岳方面からのトレースあり
●丹沢山方面 堂平~天王寺尾根(1月15日) 
※自然環境保全センターさんからの情報です

〇塩水林道の基点
積雪5cm
秦野清川線宮ヶ瀬~塩水橋は、全体に、その程度の雪だそうです。

〇塩水林道終点(標高900m)
積雪40cm

〇天王寺尾根に出た箇所(標高1300m)
積雪80cm

〇全体に
トレースなし
標高1000mを超えると粉雪

【登山道積雪情報】蓑毛~ヤビツ峠 1月15日

蓑毛から柏木林道を通りヤビツ峠まで歩いて来ました。
(ヤビツ峠~大山まで行く予定でしたが、蓑毛から先は積雪のため通行止め。
雪道はコースタイムの倍以上の時間がかかり、ヤビツ峠で引き換えしました。)

 ◆積雪量の変化
蓑毛付近は積雪0~5㎝程度でしたが、雪はどんどん増え
ヤビツ峠付近は、なんと膝上まであり70㎝近くありました。
雪の全くない秦野市内との差に驚きです!

◆倒木多数
雪の重みで折れたり、根から倒れた木々が
登山道を塞いでいる所が何箇所もありました。
なんとか跨いだりくぐったりして通れましたが
枝が多く通るのは大変でした。

◆頭の上も要注意
見上げると、真っ青な空と木々についた雪がとてもキレイ。
けれど、暖かくなってくるとぼとぼと雪がおちてきます。
落雪の集中攻撃にあうこともあるので気を付けて下さい。

◆雪の上の足跡
雪が積もると動物たちの足跡がくっきり!
足跡観察に最適です。
これは誰の足跡でしょう?

◆足跡の主
ニホンジカの群れに会いました。
さっきの足跡は、この子達がつけたのかな?

【積雪情報】鍋割山・大倉尾根 1月16日

積雪情報です。

●鍋割山
※鍋割山荘草野さんからの情報です

積雪:山頂 70~80cm
後沢乗越経由のルートは、ラッセルし、トレースをつけた。
塔ノ岳方面からも、5~6人登山者が訪れており、トレースがついている。

しかし、雪はかなり深く、膝まで潜る箇所もあるため、雪の装備は
欠かせない。
当分、雪は残るだろう。

●大倉尾根
※塔ノ岳まで往復した登山者の方からの情報です

吹き溜まりでは、積雪120~130cm
アイゼンは、一本松から装着している人が多かった。
寒いが、楽しめた。

以上です。
情報提供してくださった皆様、どうもありがとうございました!
今日は、丹沢山山頂も雪が舞っているようです。
大倉もかなり冷え込んでいます。
凍結のため、滑り止めと寒さ対策をお忘れなく!

2013年1月14日月曜日

雪の状況 1月14日

16時現在、神奈川県に大雪警報が出ています。
ビジターセンターがある大倉登山口は、不思議なことに
夕方まで雨時々みぞれ交じり時に雪、程度でした。
しかし、標高を少しだけ上げると真っ白な斜面が見えます。
今日の降水量を考えると、山稜はかなり積っている可能性があります。
入山予定の方は、アイゼンなどの滑り止めを必ず携行し、
ゆとりある山行計画で入山してください。

2013年1月13日日曜日

【周辺情報】二俣・三廻部林道 1月13日

穏やかな快晴となり、大倉は多くの登山者でにぎわいました。
今日は、ちょうど月1回の登山道トークの日。
鍋割山へ向かう途中、二俣で実施してきました。

 ◆今日のテーマは、「ぬかるみ登山道」。
冬から春にかけては、霜や凍結箇所が昼間はぬかるみ、歩きづらい…。
でも、登山道をそれて歩くと…踏みつけによって植物の生えない=歩きづらい箇所が広がってしまいます。
と、かつての大倉尾根の写真などをお見せしながら、お話しさせていただきました。
足を止めて聞いてくださった方。ご苦労様!とお声かけくださった方、ありがとうございました!

◆二俣 勘七沢にかかる橋。

◆西山林道
日向は歩いていると暑いくらいでした。

◆県民の森周辺 間伐実施中
現在、表丹沢県民の森で、間伐などの森林整備が行われています。
一部、通行止めのルートもありますので、ご注意ください。
(現場の地図で情報確認可)

◆ガビチョウ
三廻部林道でみつけました。
目の周りが白い鳥がいるのがわかるでしょうか?
最近、爆発的に増えている外来種です。
このほか、観察できた野鳥
ルリビタキ、アオジ、カケス、ジョウビタキ、コゲラなど
木々の葉が落ちて、のんびり野鳥観察も楽しみな季節です。

2013年1月12日土曜日

【周辺情報】大倉~竜神の泉 1月12日

2013年になり、初の山麓しらべです。
今年はどんな生き物・植物たちとの出会いがあるか
楽しみです!

◆ハクセキレイ
先月の、キセキレイにつづき、
今日はハクセキレイに会いました。
お腹は白く、目を通る黒い線が目立ちます。
他にも、口笛のような声と共に現れたウソの群れも発見。
木の実や芽をおいしそうについばんでいました。

◆オニシバリ
木々が葉を落とす冬に、青々とした葉をつけ
光を浴びるオニシバリ。
早春に咲く花の蕾がついていました。

◆つぶつぶ
オニシバリの他にも、よく目立つのがシダの仲間。
葉を裏返してみると・・縁にびっしりと茶色の物体が!
この中に細かな胞子が入っています。

◆ミツバウツギ
5月に白い花を咲かせていたミツバウツギ。
冬芽の顔は、なんだか眠たそう。

◆あみあみ
この芸術作品はクスサンという蛾の繭です。
どのようにしてつくっているのか見てみたいものです。

2013年1月9日水曜日

【登山情報】① 天王寺尾根~丹沢山~塔ノ岳 1月8日

今年初の自然公園情報収集は、
塔ノ岳の尊仏山荘さんと丹沢山のみやま山荘さんへ
あいさつに行ってきました。

 ◆モミやツガの大木が並ぶ長い上り坂を進むと、
上部はブナ林になります。
途中の鎖場周辺は崩れやすいので、慎重に進みましょう!

◆冬のブナ林

◆積雪はほとんどありませんでしたが、
凍結してツルツルになった登山道が目立ちました。
アイゼンなどの滑り止めを必ずお持ちください。

◆みやま山荘前のマユミの木には実がたくさんついていて、
ちょうどヒヨドリが食事中でした。

◆丹沢山と塔ノ岳の間、日高手前から振り返ると・・・
最高峰蛭ヶ岳や西丹沢の山並み、富士山や箱根まで見渡せます。
次へ続きます。