2014年9月26日金曜日

ヤビツ峠 9月26日

雨上りのヤビツ峠へ、解説看板の更新に行ってきました。

◆ヤビツ峠の様子

雨上りの晴天とあって、平日にもかかわらず、ヤビツ峠行きのバスは満車状態。
多くの登山者の方が身支度を整えていました。
周りの木々が、ほんのり色づき始めています。

◆解説シートの更新
汚れを落として・・・、シートの交換です。

◆二ノ塔登山口の解説看板

◆登山道整備中
上空では、ヘリがひっきりなしに行き来していました。
登山道整備用の資材を運搬しているようです。

秋の風が爽やかに吹き、山は登山シーズンを迎えました。
と同時に、台風シーズンにもなります。

荒天の後は、倒木や土砂崩れ、沢の増水など、登山道の様子も、
様変わりするので、注意が必要です。
台風通過直後の登山は、控えるようにしましょう。

また、だんだん日暮れが早くなります。
ヘッドランプをお忘れなく!
時間に余裕をもった計画で、安全に登山をお楽しみください!

2014年9月20日土曜日

【登山道・自然情報】塔ノ岳 9月19日

コース:熊木沢出合~塔ノ岳~大倉

塔ノ岳へ情報収集へ行ってきました。
熊木沢出合から塔ノ岳までは、
丹沢湖ビジターセンターの職員と一緒のコースを進みます。

◆丹沢湖ビジターセンターの職員と一緒に情報収集
 尊仏ノ土平までの道は、所々斜面が崩れ、
 落石が積もった上を歩く箇所もあります。
 注意が必要です。

◆熊木沢出合から塔ノ岳までの間には、立派なブナの森が広がっています。

◆コチャダイゴケ
 足元には、いろいろなキノコが見られました。
 このキノコは、雨で胞子の塊を弾き飛ばすようです。

山々は、秋色に染まってきています!!
全体的には、もう少しな紅葉も、一本の木、一枚の葉を見ると、
きれいに色づいているものも見られるようになってきました。

◆塔ノ岳山頂より表尾根・大山方面

◆大倉尾根(金冷シ付近)

◆渋く紫に染まったヤマボウシの葉

木の葉に負けず、いろいろな木の実も熟す時期。
動物たちの食欲の秋も始まりです!

◆赤く熟したヤマボウシの実

◆松ボックリのエビフライ
 まだ緑色の松ボックリに入っていた種を
 一生懸命食べたようです。

野菊の仲間やリンドウ等、
秋の花が一気に咲いているようです。

◆シロヨメナ

◆リンドウ

日没時間も早くなってきています。
無理のない計画で、秋めいてきた山々を楽しんでください。

2014年9月17日水曜日

【登山・自然情報】初秋の丹沢・大倉尾根 9月16日

常連登山者の方から、大倉尾根の情報をいただいたので、ご紹介します。
いつもありがとうございます♪

ルート:大倉~大倉尾根~塔ノ岳

週間天気予報で晴れマークだったので、初秋の青空を期待して、
大倉尾根を登って来ました。
しかし、先週に続いて今回も残念ながら青空は見られず、どんよりとした曇り空。
とにかく今年の天気は異常気象。
地球の気象・生態系がおかしくなっているような感じがします。

◆富士山
堀山の家上までは富士山が見えていました。
花立では雲隠れ。

◆注意して見ると可愛い「ゲンノショウコ」

◆キノコ を見て 秋近しと感じる 
 (駒止茶屋下)

◆白いキノコ マッシュル-ム??

◆花立から丹沢山・蛭ヶ岳方面

【その他観察した花】
山ろくで:ツユクサ、シロバナツユクサ、ヤブラン、ツリフネソウ、ホトトギスなど

塔ノ岳山頂で18℃と少し涼しくなった程度で、特に秋の気配を感じることは出来ず、
足元に咲く草花を見て、大倉尾根の花の多さを再認識した山旅でした。
常に登山道の補修が行われています。感謝  



  


2014年9月15日月曜日

【登山情報】補修用の砂利設置・登山道トーク 9月15日

ルート:大倉~大倉高原山の家

連休最終日、月に一度の登山道トークへ行ってきました。
大倉尾根を登って行くと…。

◆登山道補修用の砂利
登山口から少し上がった陶芸窯の近くに、砂利がたくさん置かれていました。

◆砂利の運搬ご協力お願いします!
大倉尾根、いつもきれいに整備されていると思いませんか?
実は、「NPOみろく山の会」自然保護部の方々が、県と契約を結び、
ボランティアで簡易補修を行ってくださっているのです。
昨年に続き、登山者のみなさまにも補修用の砂利運搬に
ご協力頂こう!というプロジェクトです。


◆登山道へ恩返し
1つでも2つでも袋いっぱいでも、ご自分の体力に合わせて、
ご協力お願いしま~す!
(一本松または、堀山の家まで)

◆丹沢ベースからの眺め
残念ながら、今日の表尾根は雲の中。
烏尾山がギリギリ頭をのぞかせていました。

◆雑事場ノ平
今日の登山道トーク会場です。

あれ?人がいない?
ご心配なく!人が途切れた時に撮ったものです。
連休とあって、昨晩山小屋泊の方などがたくさん下りてこられました。

◆雑事場ノ平 解説看板
ベンチの奥には、ビジターセンターで更新している解説看板があります。
秋バージョンに更新したので、休憩がてら、ぜひご覧ください。

◆登山道トーク
今日のテーマは、「丹沢のニホンジカ」です。
丹沢で拾った角をさわってもらいながら、シカクイズ。

さて、秋のシカはどんな姿をしているでしょう?
ちょうど交尾期を迎えたシカは、オスジカが角に磨きをかけて、
「フィ~ヨ~」と鳴くことなどをご紹介しました。

植生保護柵や保護区での捕獲など対策の話にも、
耳を傾けてくださった登山者の皆様、ありがとうございました♪

2014年9月14日日曜日

【自然情報】大倉~大倉高原山の家 9月14日

朝晩はめっきり涼しくなりましたが、
日中は気温も上がり、汗ばむ陽気の中、
大倉高原山の家まで山麓しらべに行って来ました。

◆ツリフネソウ
細い柄の先には大きく口を開けた花がぶら下がり、
秋のそよ風がゆらゆらと揺らしていました。

◆ハダカホオズキ
冬が近づく頃には真っ赤に色づきます。

◆カラスウリ
こちらも、晩秋には真っ赤染まりますが、
その前は瓜肌の縦じま模様が目立ちます。

◆脱皮中!
しばらく様子を見ていると足をもぞもぞ。
時間がかかりそうです。
コオロギの仲間のアオマツムシでしょうか??

◆シラヤマギク
秋の訪れを感じます。

その他観察した生きもの
【植物】ヤマホトトギス、ミズヒキ、ヤブラン、ヒメガンクビソウ
ゲンノショウコ、オトコエシ、キンミズヒキ、ハナタデなど

【鳥】コゲラ、アオゲラ、ヒヨドリ、エナガ、ヤマガラ、カケス
ホオジロ、シジュウカラ、メジロなど

【昆虫】アオオサムシ、オオヒラタシデムシ、コアオハナムグリ
モンシロチョウ、コミスジなど

2014年9月12日金曜日

【自然情報】大倉~竜神の泉 9月12日

雨上がりのさわやかな天気のなか、山麓調べに行ってきました。
まだまだヤマビルは元気です。散策する際は、ヒル対策を万全にしてください。


◆雨上がりのさんぽ
桜の木にキセルガイの仲間がいました。まだ濡れている樹皮の上を
ゆっくり進んでいます。

◆センニンソウ
市道52号線(戸川林道)で咲いています。真っ白でとても綺麗です。
よく似た花が咲くコボタンヅルとの違いを見てみてください。

◆アオツブラフジとチョッキリの仲間
藤色に色づき始めた実の上に小さなチョッキリの仲間が止まっていました。
卵を産むのかと思って少し見ていたのですが、実の陰に隠れてしまいました。

◆「えっさほいさ」
足元を見ると、アリがなにやら重そうに何かを運んでいます。
食糧集めに忙しい実りの秋はもうすぐです。

その他観察した生き物
【植物】ミズヒキ、ヒメキンミズヒキ、シラヤマギク、タイアザミ
          ヤブラン、ヤブタバコ、ヌスビトハビなど

【野鳥】ヒヨドリ、シジュウカラ、エナガ、コガラ、キジバトなど

【昆虫】アカボシゴマダラ、アオスジアゲハ、ツマグロオオヨコバイ
    カノコガなど

2014年9月5日金曜日

【登山道・自然情報】行者ヶ岳・三ノ塔 9月4日

コース:行者ヶ岳~烏尾山~三ノ塔~大倉

行者ヶ岳・三ノ塔へ情報収集へ行ってきました。
天気予報では晴予報でしたが、山は一日ガスの中。

◆三ノ塔山頂
晴れていれば景色が良いのですが、今日は真っ白!
 霧の日は数メートル先も見えないことがあり、道迷いしやすいです。
 地図等をしっかり持ち、道を確認しながら進みましょう。

◆転倒注意!
こんな天気の日は、登山道が濡れています。
 鎖場などの岩場や下りはとても滑りやすいので要注意です。

湿潤な空気漂う山の中には、沢山のキノコたちが生えていました。
◆森のサンゴ
 ムラサキホウキタケ

◆悪臭注意!
 まるで〇ンコのような匂いのサンコタケ。
 その匂いでハエを寄せつけ胞子を運んでもらいます。


秋の花も次々と咲き始めています。
◆フジアザミ レストラン
 巨大な花には、ハナバチの仲間が4匹も集まり、
 夢中でお食事をしていました。

◆ノコンギク
 ほんのり紫色をしたキクのお花。
 他にも、タテヤマギクやシロヨメナが咲いていました。

◆ホトトギス
 夏鳥のホトトギスの声とセットで楽しみたいものですが、
 ホトトギスの鳴き声は、この頃にはすっかり聞こえなくなります。

◆今年の実なりは・・
 去年、実が鈴なりに実っていたブナの木。
 今年は実なりが悪そうです。
 
◆水滴の宝石
 ナガコガネグモの巣も水滴でキレイに飾り付け。
 霧の日ならではの楽しみです♪