2019年1月29日火曜日

【自然情報】宮ヶ瀬湖周辺 1月28日

穏やかな陽気の中、宮ヶ瀬湖周辺に情報収集に行ってきました。

コース:春ノ木丸一周・早戸川林道(県道から汁垂橋まで)

午前中は春ノ木丸をぐるりと周回しました。
◆春ノ木丸ハイキングコースは、モミの巨木が目立ちます。

◆モミのてっぺんにシメがやって来ました。
 モミボックリはほとんどなくなっていましたが、
 まだ食べられるものが残っているのでしょうか?

◆地面に落ちているモミボックリ。

◆ぽつんぽつんとツガの巨木もあります。

◆ツガボックリ。モミボックリの5分の1くらいの大きさです。

◆森が度々賑やかになりました。
 カラ類やアトリの群れがやって来ました。
 こちらはコガラ。

◆地面に目を向けると春に花を咲かせるフデリンドウが顔を出していました。

◆登山道は、落ち葉だまりで登山靴がすっぽり隠れるところもありました。

◆足元が悪い場所も所々あります。
 低山であっても通行には注意が必要です。


午後は、早戸川林道を汁垂橋まで往復しました。 
◆早戸川林道

 ◆小中沢1号橋の手前は、湧き出た水が凍結していました。

 ◆橋の奥のフサザクラの木にカワラヒワの群れがやって来ました。

 ◆チッという声を頼りに藪の中を探すとクロジのメスがいました。

 ◆日当たりのいい低木に宝石のように映えるルリビタキのオスが止まりました。

◆こちらはジョウビタキのオス
 ボクのこと見つけちゃった?とでも言いたげです。

◆汁垂橋
 午後は太陽が山に隠れつつあり日陰になっていました。
 日向と日陰では寒暖差があります。
 防寒対策はバッチリと。

その他、観察できた生き物
鳥:ハシブトガラス、ハシボソガラス、アオジ、イカル、アトリ、コゲラ、
  アカゲラ、エナガ、メジロ、ヒヨドリ、ウグイス、シジュウカラ、
  ヤマガラ、ウソ、ツグミ、シロハラ、カシラダカ、ヤマドリ、
  ガビチョウ、オオバン、マガモ、カワウ、アオサギ、カンムリカイツブリ、
  トビ、ミサゴ など
花:シキミ、ヤブツバキ
実:コボタンヅル、ツルウメモドキ、コウヤボウキ、キハダ、フジ、
  ミヤマシキミ、フサザクラ、ウツギ、クズ  など
蕾:ミヤマシキミ、シキミ、オニシバリ、アブラチャン  など
哺:タヌキ(ため糞)、ニホンジカ(足跡・食痕)、テン(糞)、
  アカネズミ(クルミ食痕) など

今月末には降雨が予想されています。
雪になる可能性もあるので、雪や凍結に対する備えも必要になります。
安全対策をしつつ、冬ならではの観察をお楽しみください。

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宮ヶ瀬湖(標高約300メートル)  1月28日
天気 曇のち晴    気温 5度(9時40分)

2019年1月28日月曜日

【自然情報】秦野ビジターセンター周辺 1月28日

冷たい風に吹かれながら、園内を散策してきました。

◆コセンダングサ
先端の棘でヒトや動物に付き、遠くに運んでもらいます。
服や靴に付くと厄介です。

◆スギ
花粉をたっぷり抱えています。


◆水無川
扇状地特有の水が浸み込む性質のためか、
現在、水は地下にもぐってしまい見えません。

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大倉(標高290メートル)   1月28日
 天気   晴れ    気温  7.5度(8時40分)

2019年1月24日木曜日

【登山・自然情報】大山 1月23日

冬ならではの出合いを期待しつつ、大山に情報収集に行ってきました。

コース:男坂~阿夫利神社下社~大山(標高1252メートル)~見晴台~日向

◆大山北斜面に残る雪と丹沢山方面。

◆登りは男坂を利用しました。
 男坂は急な階段多し!体力勝負のコースです。

◆周りはアカガシなどの常緑広葉樹の森。

◆ヤブツバキが花を咲かせていました。

◆男坂と女坂が合流し、阿夫利神社下社へ。

◆下社は登山者だけでなく参拝の方もいらっしゃいました。

◆下社から相模湾方面をのぞむ。
 冬のわりに暖かい日だったので、少し霞んでいます。

◆20丁目(富士見台)。
 残念ながら富士山は見えませんでした。

◆大山の本社へと続く階段。

◆山頂北側の日陰には雪が残っていました。
 真上を通らなければ通行に支障はありません。

◆見晴台方面に下山します。

◆例年の冬にはぬかるむような場所も、カサカサに乾燥しています。

◆見晴台から日向方面へ。
 しばらくは緩やかな道を進みます。

◆日向林道に近づくにつれ、岩がちな路面や石畳が現れます。
 下山時は足に疲れも出てくるので慎重に。

野鳥たちとの出合いがありました。

◆エナガ

◆シメ

◆アカゲラ

◆ツグミ

◆野鳥が大好きな実 ツルウメモドキ。

その他見られたもの
鳥:シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、イカル、メジロ、コゲラ、
  アトリ、クロジ、カシラダカ、シロハラ、ミソサザイ  など
哺乳類:ニホンジカ(足跡)、テン(糞)、ニホンリス(目視)、
    ムササビ(食痕)、モクラ塚 など

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大倉(標高290メートル)   1月23日
 天気   晴れ    気温  6.5度(8時40分)

2019年1月22日火曜日

【自然情報】秦野ビジターセンター周辺 1月22日

自然観察の森へ出かけてきました。
今日は色々な動物の痕跡を見つけました。

◆シカのフン

◆イノシシのフン

◆ノウサギのフン

◆ドングリの食べあと
ネズミが食べたのかな?

他にも動物が歩いた獣道や足跡など痕跡いっぱいでした。
多くの動物が活動していますね。

冬の植物の姿もご紹介。
◆カシワバハグマ

◆ヤブコウジ

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大倉(標高290メートル) 1月22日
天気:晴れ  気温:7.7度(8時40分)

2019年1月17日木曜日

【登山・自然情報】鍋割山 1月16日

コース:西山林道~後沢乗越~鍋割山~鍋割山稜

鍋割山に情報収集へ行ってきました。
朝のうちは晴れていましたが、山頂に着く頃には雲が広がり始め、
鍋割山稜を歩いていると霰も降って来ました。

◆鍋割山山頂。富士山は雲に隠れてしまいました。

◆後沢乗越手前。斜面には落ち葉が積もっています。

◆風もなく暖かい日差しの中、山頂へ向かいます。

◆標高1200メートル付近からは降った雪が
登山道上に所々残っています。

◆鍋割山山頂手前。

◆山頂から鍋割山稜へ。
雲に覆われ、パラパラと霰が降って来ました。

◆溶けた雪が凍っている所もあります。

◆雪がない所はぬかるみに。

◆鍋割山稜北側の斜面の様子。

◆ツヤアオカメムシ
成虫で冬を越します。動き出すのにはまだ早いですかね。

◆ツチグリ
ちょっと突いたら、胞子が飛びだしました。

◆ゴジュウカラ
幹を登ったり下りたりと、せわしなく動いていました。

気温によっては残っている雪や融けた雪が凍結する場合もあります。
滑り止めや寒さ対策の冬装備をしてお出かけ下さい。

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大倉(標高290メートル)   1月16日
天気  晴    気温  8.1度(8時45分)