2025年7月7日月曜日

【登山・自然情報】蛭ヶ岳 7月5日

神奈川県最高峰の蛭ヶ岳へ行ってきました。
10時過ぎ頃からお昼頃にかけて時々雨がポツポツと降っていましたが、
お昼過ぎからは青空が広がっていました。

コース:釜立沢~姫次~蛭ヶ岳(標高1673メートル)(往復)

◆蛭ヶ岳山頂直下のオオバイケイソウ

◆釜立沢林道から登り始めます。

◆途中の沢沿いの道では、路肩が崩れかけている箇所など、
 注意が必要な箇所があります。
 大雨の後など、十分にご注意ください。

青根分岐を過ぎて尾根に出ると
◆比較的なだらかな尾根歩きで姫次へ

◆イワガラミ
 標高1350メートル付近で一部咲き始めていました。

◆姫次
 目指す蛭ヶ岳が見えます。

姫次からしばらくは、アップダウンを繰り返しながら進み、
最後に一気に蛭ヶ岳山頂へと登ります。
◆散り始めから、蕾まであったミヤマイボタ

虫たちが好きな花のようで、いろいろな虫が見られました。
◆キヌツヤハナカミキリ

◆ミドリヒョウモン

◆階段が増え、一気に標高をあげていきます。

◆ヒコサンヒメシャラ
 標高1400メートル付近から山頂まで開花していました。

◆キヌタソウ

◆標高1500メートル前後のガレ場より
 姫次や袖平山(中央奥のとんがり)などが見えます。

◆ミヤマカラマツ

◆山頂までもうひと頑張りです。

◆蛭ヶ岳山頂
 頭だけですが、富士山(蛭ヶ岳山名の上付近)も見えていました。

◆山頂から丹沢山方面(右奥は塔ノ岳)
 山頂では、ウツギやフジイバラ、オオバイケイソウなど、
 白い花が咲き誇っていました。

登山道上に倒木も見受けられました。注意して通行してください。
また、大雨や強風後の山行の際には、十分な注意が必要です。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
7月5日 曇り時々晴れ
8時40分の気温27.9度

2025年7月1日火曜日

【登山・自然情報】大山 6月30日

強い陽射しがふりそそぐ中、大山へ行ってきました。

コース:大山阿夫利神社下社~表参道
     ~大山(標高1252メートル)~見晴台~下社

◆大山山頂から表尾根・丹沢山方面

◆足元に注意しながら登る表参道の様子
 大木が陽射しを遮ってくれます。

◆ミヤマイボタ
 花の匂いがふわ~っと漂ってきていました。

◆マツブサ
 足元に落ちた花びらで気づきました。まだ綺麗な花も残っています。

◆もうすぐ大山山頂。あとひと頑張りです。

◆大山山頂

◆ニホンジカ
 草をはむオスに出会いました。角は成長を始めたばっかりのようでした。

◆ヤマボウシ
 山の斜面では、ヤマボウシの白が目立っていましたが、
 中心の花は山頂でもそろそろ終わりを迎えているようです。

山頂から見晴台方面へ
◆高取山や弘法山などの大山の南尾根
 少し下ったところからの眺め

◆オオバウマノスズクサ
 蕾から実になっているものまでありました。

◆ミヤマハハソ

◆斜面を横切るトラバース道の途中に鎖場があります。
 足元に岩や根っこが出ていますので、注意してください。

◆ナツノタムラソウ

◆見晴台
 左端が大山山頂です。

見晴台から下社へ
◆幅の狭いトラバース道。
 アカガシやアラカシなど常緑樹の大木があります。

◆ケイワタバコ
 途中の二重滝の周りで咲いていました。

◆夏越大祓
 半年間の罪やけがれを払う神事が執り行われていました。
 神事の中で、自身の罪やけがれを払う人形払い、
 茅輪くぐりの神事がありました。

暑さ厳しい日が続きます。無理の無いように活動してください。

※大山周辺の登山道に倒木が出ているようです。
 30日には倒木処理の作業の方が作業されていました。
 今後も風が強いときや大雨が降ったときなど倒木が出る可能性があります。

◆◆◆大山ケーブル阿夫利神社駅(標高約700メートル)◆◆◆
6月30日 晴れ
9時30分の気温約25度

2025年6月30日月曜日

【自然情報】大倉~見晴茶屋 6月30日

山麓しらべで大倉尾根の見晴茶屋まで行って来ました。

◆丹沢ベースから
奥には表尾根、右は萩山、手前は上大倉集落です。

◆登山道の様子
丹沢ベースから上の様子です。

◆足元注意!
観音茶屋を過ぎ、分岐を曲がってすぐの登山道の様子。
砂が斜面の上から少しずつ崩れて来ていました。
気を付けて通行してください。

◆緑のトンネル
もうすぐ大倉高原テントサイトに到着です。

◆大倉高原テントサイトからの景色
今日は晴天でしたが、暑さで霞んでいました。

◆テントサイトの水場
今日はたくさん水が出ていました。
冷たい水で手や頭を冷やして熱中症予防を。

観察した生きものをご紹介します。

◆ホドイモ

◆ホドイモの花アップ

◆ホタルブクロ

◆ムラサキシキブ
観音茶屋の個体です。
だいぶ咲き終わりですが、まだ蕾もありました。

◆ニガイチゴの実

◆クロモジの実

◆ヒメクロオトシブミ

◆ヒカゲチョウ

◆ミスジチョウ

◆オオセンチコガネ

◆ラミーカミキリ(外来種)
登山口手前のタケニグサの花にとまっていました。

◆イカル
まるでペンチのような太い嘴です。

◆食べあと
イカルがいた所の地面を見ると、
割れたサクラの種がたくさん落ちていました。

木陰で風が吹くと涼しいですが、動いていると汗が噴き出してきました。
お出かけの際は無理をせず、水分、塩分、体を冷やす工夫など
熱中症対策を万全にお願いします。

【その他観察した生きもの】

《植物》
 花     アオツヅラフジ、ハエドクソウ、ムラサキニガナ、ウマノミツバ、
   アカメガシワ、キツネノボタン など
 蕾 ヤマユリ、タマアジサイ など
 実 アブラチャン、キブシ、ミズキ など
《野鳥》
       ホトトギス、キビタキ、ヒバリ、ヒヨドリ、ホオジロ、
   メジロ、ウグイス、カワラヒワ、ヤマガラ、コゲラ、
   サンショウクイの仲間、カケス、ガビチョウ  など 
《その他》 
      アオスジアゲハ、オオシオカラトンボ、ルリタテハ、イヨヒメバチ、
   アオオサムシ、オオナミザトウムシ、ヒガシニホントカゲ、ヤマカガシ など

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
6月30日 晴れ
8時40分の気温 29.1度