2025年7月19日土曜日

【自然情報】宮ヶ瀬湖周辺 7月18日

宮ヶ瀬湖周辺の春ノ木丸と早戸川林道へ情報収集に行ってきました。

コース:春ノ木丸(標高487メートル)一周~宮ヶ瀬湖畔園地
                    ~早戸川林道(汁垂橋まで)

まずは、春ノ木丸へ
◆コース途中にある休憩ポイントの春ノ木丸の肩。
 森の中は陽射しが遮られ、風が通ると気持ちが良いです。
 ベンチが設置されていて、森の中でのんびりできます。

◆登山道の様子
 登山口から春ノ木丸山頂まで標高差190メートルほどを登ります。

花は端境期でしたが…
◆リョウブ
 森の中で咲いていました。

◆クマヤナギ
 目立ちませんが、咲いています。

◆イヌザクラの実
 赤っぽく色づき、徐々に熟してきているようです。

◆ヤマガラ
 若鳥でしょうか。捕まえたゾウムシの仲間を
 食べにくそうにつついていました。

◆ヒグラシ
 鳴き声は聞こえませんが、時々すぐそばから飛び立っていきます。
 ニイニイゼミの鳴き声は森の中に響き渡っていました。

宮ヶ瀬湖畔園地では…
◆園地の様子
 左端に宮ヶ瀬ダム方面が、右端に親水池が移っています。
 正面の山は高取山です。

◆アオサギ

◆カルガモ
 暑いからか日陰で休んでいる個体もいました。

◆イワツバメ
 青空の中を飛び回っていました。

トンボの仲間も
◆キイトトンボ

◆オオヤマトンボ
 水面が広がる環境に生息しているトンボです。

◆ウスバキトンボ

最後は早戸川林道を歩きました。
◆早戸川林道の様子

◆アオツヅラフジ

◆マツカゼソウ
 咲き始めていました。

◆マタタビ
 一か月前に咲いていたマタタビは、実になっていました。

◆オニグルミ
 大きく実ってきました。

ニホンザルの群れがウロウロしていました。
◆ニホンザル
 子供をお腹に抱いた母ザルは、クズの葉を口にほおばっていました。

◆オニグルミの実生を引き抜いてきたようです。
 タネ(実)を食べていました。

◆ツバメ
 巣立った雛が餌をねだっていました。

梅雨が明け、暑さも厳しい日が続きます。
体調管理と熱中症対策はしっかりと行ってください!!

その他、観察できたイキモノ
花:クサノオウ、ネムノキ、オニドコロ、ミツバ、ミゾホオズキ、イワタバコ、
  ダンドボロギク、タケニグサ、ヨウシュヤマゴボウ  など
蕾:カシワバハグマ、ヒメガンクビソウ、クサギ、ダンドボロギク、クズ、
  カラスザンショウ  など
実:ミズキ、クマノミズキ、シキミ、ミヤマシキミ、シラキ、サルナシ、アオハダ、
  ウメガサソウ、フジ、クロモジ、エゴノキ、アカメガシワ、コクサギ、ウツギ、
  フサザクラ、チドリノキ、ヘビイチゴ、ミミガタテンナンショウ、アブラチャン、
  ミツバウツギ、ノイバラ、イタヤカエデ、モミ など

鳥:スズメ、ヒヨドリ、アオバト、イカル、ガビチョウ、シジュウカラ、キジバト、
  エナガ、コゲラ、カワセミ、セグロセキレイ、カワラヒワ、トビ、カワウ、
  ホオジロ、サンショウクイの仲間、メジロ、ウグイス  など

虫:モンキチョウ、コジャノメ、ダイミョウセセリ、ヤマトシジミ、コミスジ、
  ウラギンシジミ、アオスジアゲハ、アオバハゴロモ、アオオサムシ、ジガバチ、
  モンスズメバチ、コガタスズメバチ、キボシアシナガバチ、チャイロスズメバチ、
  アブラゼミ、ミンミンゼミ、オオシオカラトンボ、メスアカフキバッタ、トゲアリ、
  サキグロムシヒキ、センチコガネ、オオセンチコガネ、カナブン、スジクワガタ、
  ラミーカミキリ、ゴマダラカミキリ、ヒゲナガカミキリ(産卵痕)  など

獣:タヌキ(ため糞)、ニホンジカ(足跡、糞)、ツキノワグマ(ヤマザクラの爪痕)、
  アカネズミ(オニグルミ食痕)、アナグマ(堀り跡)  など

その他:ミシシッピアカミミガメ、クサガメ、カジカガエル(声)、
    モリアオガエル(卵塊)、ヤマビル(1匹)  など

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
7月18日 曇り
8時40分の気温27.6度

◆◆◆宮ヶ瀬(標高約300メートル)◆◆◆
7月18日 晴れ
16時頃の気温28度