2023年11月15日水曜日

【登山・自然情報】鍋割山 11月14日

秋晴れの鍋割山へ情報収集に行ってきました。

コース:二俣~後沢乗越~鍋割山(標高1272.4メートル)
             ~鍋割山稜~小丸尾根~二俣
※小丸尾根は、国有林の作業路を使用させていただいている経路です。

◆鍋割山稜から見た鍋割山と富士山

◆二俣
 沢の流れが二つに分かれ、木橋のほか渡渉が必要な箇所がありました。
 増水時などはお気を付けください。

◆西山林道の途中から見る山肌
 全体的に淡い色づきに感じました。

◆そろそろ後沢乗越(うしろざわのっこし)
 木々の葉は緑色から黄色へと移り変わろうとしていました。

◆後沢乗越の指導標
 鍋割山から大倉への下山時、
 まっすぐ栗ノ木洞方面へ行ってしまう事例があります。
 分岐では進行方向を確かめてお進みください。
 
◆リュウノウギク
 登山道では後沢乗越付近でかろうじて咲いていました。

◆しばらく急登が続きます。

紅葉は・・・標高1000メートル前後で鮮やかに感じました。
◆ホソエカエデの紅葉

◆オオモミジの黄葉

◆オオモミジは紅葉もします。

◆雪虫と呼ばれるワタムシの仲間(アブラムシの一種)がいました。
 この虫が見られるようになると初雪が降ると言われています。
 前日の13日が丹沢では初雪・初冠雪でした。

◆ヒガラ
 ヤマガラやコガラなどと混群を作っていました。

◆標高1100メートルを過ぎると落葉した木が目立ってきました。

◆リンドウ
 葉が紅葉した株がありました。

◆鍋割山山頂
 平日でしたが、たくさんの登山者でにぎわっていました。
 鍋焼きうどんを注文するための列ものびていました。

◆鍋割山南東からの眺め。
 相模湾や伊豆諸島、真鶴半島、伊豆半島などが見渡せます。

◆鍋割山南西からの眺め。
 富士山や南アルプスなどが望めます。

◆鍋割山稜へ。

◆鍋割山稜から見た蛭ヶ岳方面。

◆13日に降った雪はほぼ解けていましたが、
 鍋割山稜の日陰にところどころ残っていました。

◆小丸尾根分岐(二俣分岐)
 ここから小丸尾根を下山しますが・・・

◆小丸尾根は登山道として管理されていません。
 複線化が進み迷いやすくなっていますので、ご注意ください。

◆メグスリノキ
 これもカエデの仲間です。

今年の紅葉は、山肌の紅葉は楽しめませんが、
登山をしながら色づく木々を探してみるのもいいかもしれません。

寒暖差の激しい季節です。
登っている時は暑くて汗をかいても休憩時に汗冷えすることがあります。
脱ぎ着のしやすい服装で登山をお楽しみください。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
11月14日 天気 晴れ
8時40分の気温 12.6度