宮ヶ瀬湖周辺に情報収集に行ってきました。
コース:春ノ木丸一周、早戸川林道(県道から汁垂橋まで)、
湖畔園地の親水池周辺
まずは早戸川林道を歩きました。
入って一つ目の橋の下では・・・
◆ヤマアカガエル
産卵の季節です。水溜りにたくさんの個体が集まっていました。
「キャララッ、キャラララッ」という鳴き声も聞こえてきました。
◆ヤマアカガエルの卵塊
また別の所で見かけました。
◆アオジの雌
藪の中にいる事が多いですが、
「チッチッ」という声が頼りです。
◆アトリの群れ
写真の中に少なくても8羽は写っているのですが、見つかりますか?
木々の中では動きや声が無いと見つけ辛いです。
頭上を越える30羽以上の群れにも、何回も出合いました。
◆カヤクグリ
落ち葉をめくって食べ物を探していた様です。
その音で気づきました。
◆ケヤマハンノキの花
小さな赤いのが雌花で垂れ下るのが雄花です。
続いて、春ノ木丸ハイキングコースから湖畔園地へ
◆シキミ
葉に爪で少しだけ傷をつけると柑橘系の爽やかな香りがしますが、
木全体が有毒です。
◆春ノ木丸山頂から宮ヶ瀬湖畔園地への下山路
葉がついていないこの時期、宮ヶ瀬湖や周囲の山並の見晴しが良いです。
ですが、急な所や落葉で路面が見辛い所があるので、注意が必要です。
頭上の枝折れにもご注意下さい。
◆カシワバハグマの種と種が落ちた痕
種がつく台座が花の様な形で目をひきます。
◆モミの巨木林を下って湖畔園地へ。
◆冬鳥のカモたちを期待した親水池でしたが、水鳥は僅かでした。
しかし、黒い体と白い嘴が特徴のオオバンはゆっくり観察出来ました。
その他、観察できたもの
鳥:カイツブリ、カワウ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、
キンクロハジロ、ミサゴ、トビ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、
コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ルリビタキ、ジョウビタキ、
シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、
メジロ、ホオジロ、カシラダカ、クロジ、カワラヒワ、ウソ、イカル、シメ、
ベニマシコ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス など
花:ヤブツバキ、スギ など
実:ヌルデ、カラスザンショウ、コボタンヅル、ツルウメモドキ、コウヤボウキ、
クズ、フジ、イタドリ、アズマヤマアザミ、フサザクラ、ウツギ など
哺:タヌキ(ため糞)、ニホンジカ(足跡・食痕)、テン(糞)、モグラ(塚) など
今日は、寒すぎず、歩いても暑くなく、路面の凍結もありませんでした。
今後まだ、路面凍結などの心配もあります。
足元にもご注意いただき、観察をお楽しみください。
*************************
宮ヶ瀬湖(標高約300メートル) 2月22日
天気 晴れ 気温 6度(8時30分)