残暑厳しい9月最初の日曜日に、塔ノ岳まで情報収集に行ってきました。
◆塔ノ岳山頂(標高1490.9メートル)
正午前後は、時折、日差しは出ましたが、
山頂付近はすっぽり雲に覆われて、
じっとしていると涼しさを感じました。
◆花立山荘下の階段
登山者が流した汗のしずくが地面に落ちていました。
◆塔ノ岳から表尾根を200メートルほど下りたところ
晴れていれば、三ノ塔方面が見えるはずですが…霧の中でした。
◆政次郎尾根ノ頭付近から見た行者ヶ岳・三ノ塔
◆表尾根は石がゴロゴロしたザレ場が多いコースです。
行者ヶ岳付近は特にザレ場や細尾根、鎖場があり、
細心の注意が必要です。
◆長い鎖場
夏から秋にかけて登山道を彩る花々にも出会えました。
◆ヤマホトトギス
蕾から種まで様々な状態の株がありました。
◆ホトトギス
ヤマホトトギスに似ていますが、
花びらが反り返っていないことで見分けることができます。
◆イワニンジン
目立たないですが、花が咲いています。
◆マルバダケブキ
大きな葉と黄色い花が目を引きます。
◆フジアザミ
まだ固い蕾もありました。
実りもありました。
◆バライチゴの実
◆たわわに実るマメグミの実
まだ熟してはいないようです。
生きものは、餌探しや日向ぼっこに夢中のようでした。
◆キアゲハ
◆タイアザミを訪花するウラギンスジヒョウモン
◆ニホンカナヘビ
◆ヒガシニホントカゲ
尾が青いのは大人になる前の亜成体。
山頂付近は過ごしやすい陽気になってきましたが、
残暑の登山はまだまだ多めの水分と塩分補給が欠かせまん。
足のつりや熱中症に気を付けて、登山をお楽しみください。
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大倉(標高290メートル) 9月1日
天気 曇り 気温 26.2度(8時40分)