2025年2月11日火曜日

【登山・自然情報】塔ノ岳 2月10日

雪の残る塔ノ岳へ情報収集に行ってきました。

コース:大倉尾根~塔ノ岳(標高1491メートル)~鍋割山稜~小丸尾根

◆雪の残る鍋割山稜大丸への登り
 2月上旬に降った雪が残っていました。
 吹き溜まりの深いところで、積雪15センチほどでした。

◆標高1000メートルを越えると登山道脇の日陰などに残る雪が目立ってきました。

◆花立山荘直下の階段から
 秦野市街や相模湾などが見渡せます。
 日当たりのよい大倉尾根では、
 花立山荘までの登山道上には、ほぼ雪は残っていませんでした。

◆メギの実

◆花立を過ぎると登山道上にも雪がある箇所が出てきました。

◆塔ノ岳山頂

塔ノ岳山頂からの眺めは抜群!
◆富士山方面
 北岳や農鳥岳、甲斐駒ヶ岳などアルプスの山々が綺麗に見えました。

◆大山方面
 表尾根は、南斜面と北斜面の雪の残り方の違いがよくわかります。

◆丹沢山方面から尊仏山荘
 塔ノ岳から丹沢山方面の登山道を少し覗いてみましたが、
 北斜面のため、登山道上にも雪が多めに残っていました。

金冷シまで戻り、鍋割山稜に入ります。
◆鍋割山稜の様子
 登山道上は雪が覆っていたり、凍っている箇所がありました。
 日当たりのよい箇所では、ぬかるみになっているところも…。

◆鍋割山稜途中から秦野戸川公園を探してみました。
 秦野ビジターセンターのある建物も見えています。

◆ブナの実
 足元にたくさん落ちている箇所がありました。
 豊作だった木々もあるようですね。

◆雪の上に残っていたウサギの足跡

小丸尾根分岐から小丸尾根へ
※小丸尾根は、国有林の作業道を利用させていただいている道です。
 上部は道標などもありません。
◆下りはじめは、雪解けもあるのか、
 ぬかるみが酷く、滑りやすい状態でした。

◆二俣を目指して小丸尾根を下山。
 複線化や落ち葉、踏み跡が薄いなど、道がわかりにくい箇所などもあります。
 不安な方は、通ったことのある方と一緒に行くか、別ルートをお勧めします。

少ないながらも鳥たちにも出会えました。
◆ツグミ
 数羽の群れで、ツルウメモドキの実を食べていたようです。

◆ルリビタキ

◆コガラ
 ノイバラの仲間の実をつついていました。

小さな春の訪れも…
◆ヤマネコノメソウ
 1月末に通った時には蕾でしたが、咲き始めていました。

◆数輪咲いていたアセビ
 標高750メートルくらいで見つけました!

気温などによって、
雪、凍結、ぬかるみなど、足元の状況の変化の激しい時期です。
滑り止めだけでなく、泥除けのスパッツなどもあると良さそうです。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
2月10日 晴れ
8時40分の気温 5.1度

◆◆◆塔ノ岳(標高1491メートル)◆◆◆
2月10日 晴れ
12時20分頃の気温 約5度