2017年1月11日水曜日

【登山情報】塔ノ岳・鍋割山 1月10日

プライベートで大倉を起点に雪の塔ノ岳と鍋割山へ行ってきました。

コース:大倉~塔ノ岳~鍋割山~後沢乗越~大倉


◆堀山の家 の手前
 木の幹たかーくまで、雪がスジ状に付いています。
 とても風が強かったのが伺えます。


◆堀山の家を過ぎて間もなく、
 標高約1000メートルから登山道上にも積雪があります。
 アイゼン等の滑り止が必要です。
 雪目対策にサングラスもあると良いですね。


◆花立から先の登山道
 奥に最高峰の蛭ヶ岳が良く見えます。
 風が強かったので、道上に全く雪が無い所もあります。


◆金冷シを過ぎると、ぐっと積雪量が増えます。
 0センチから40センチ程度。吹溜りは70㎝を越す所もあります。
 ですが、登山道は踏み固められているので、
 滑り止があれば問題なく通れます。


◆青空に向かって、ブナが大きく枝を広げています。


◆塔ノ岳山頂
 山荘の前では大きな雪だるまが出迎えてくれました!
 風で飛ばされ雪が全くない所から、
 30センチ程積もっている所など様々。


◆再び、金冷シ
 指導票と、看板(右の赤と黄色の)が雪で埋もれています!
 左が大倉方面、写真右寄り直進が鍋割山方面。


◆アトリ
 山行中、何度か群れに会いました。
 この時は地面でカサコソ、枯葉の音で気づきました。
 せわしなく何かをついばんでいました。


◆静かなブナ林を進みます。


◆ニホンジカの10頭前後の群れに会いました。
 こちらを気にしています。
 写真の中に何頭いるか分かりますか?


 ・・・5頭写っています。


◆金冷から鍋割山へは、踏み跡は付いていますが、
 大倉から塔ノ岳への道と比べると踏み跡が薄いです。
 足を置く場所を選び、足を高く上げて・・・。
 いつもより多くの体力と時間を要します。


◆あいにく、鍋割稜線では青空は拝めませんでしたが、
 これも冬らしく、寒さを演出しています!?


◆ニホンジカの足あと
 雪の上は分かりやすいですね。


◆鍋割山頂
 こちらも銀世界。
 積雪は30から40センチ位でしょうか。
 ベンチの周りは踏み固められていました。


◆後沢乗越までは、標高約1100メートル位まで
 登山道上に積雪がありました。
 シャーベット状に融けた雪は油断大敵、滑ります!


この後しばらくは雪が残り、
融けた雪が凍結して転倒・滑落に注意が必要です。
アイゼン等の滑り止を必ず携行してください。


今回は塔ノ岳から鍋割山を周回しましたが、
積雪の為、普段より多くの時間と体力を使います。
きちんとした装備と、余裕ある計画で、冬の丹沢をお楽しみください。