2025年10月13日月曜日

【共催行事】自然観察講座「チョウを知って自然環境を学ぼう」 10月13日

NPO法人日本チョウ類保全協会・秦野ビジターセンター・秦野戸川公園共催
自然観察講座「チョウを知って自然環境を学ぼう」を開催しました。
※県立秦野戸川公園よりチョウの捕獲について許可をいただき捕虫網を使用しています。

解説は、日本チョウ類保全協会の中村氏と鈴木氏です。
前半は、室内講義です。
◆まずは、中村氏より
 チョウがどこにいるかや神奈川県でチョウが見られる場所についてお話いただき、
 モニタリング調査を行うことで見えてくること、調査の重要性などについて
 教えていただきました。

◆続いて、鈴木氏より
 秦野市の震生湖付近での実際の調査活動の様子などについてお話いただきました。

後半は、野外で実際に調査のやり方を学びながらのチョウの観察です。
翅の色や飛んだ時にどう見えるかなど、観察・調査に必要なことを学びます。
◆近くでとまっていたツマグロヒョウモンの雌を観察。

◆ツマグロヒョウモンの雌

◆草むらの中でじっと動かないチョウを発見!

◆アレチヌスビトハギのタネ(引っ付き虫)にとらわれた
 ウラナミシジミでした。秋になると増えてくるチョウの種類です。

◆実際の調査用紙に記入したり、

◆図鑑とチョウを見合わせて、見分け方を学んだりしました。

◆外来種のムシャクロツバメシジミも…

◆最後は、室内に戻り今日のまとめをして終了です。
 チョウは自然環境の変化に敏感な生き物です。
 ぜひ、皆様の周りの環境の様子をチョウから見てみてください。
 調査に興味のある方は、1種類ずつからでも種類を覚えて参加してみてください。

 ご参加くださった皆様、ありがとうございました!!

観察した種
ツマグロヒョウモン、キタキチョウ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、
ツバメシジミ、ベニシジミ、コミスジ、ウラギンシジミ、チャバネセセリ、
ルリタテハ、ムシャクロツバメシジミ、クロコノマチョウ など

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
10月13日 曇り
8時40分の気温22.8度