いつもの萩山の景色ですが、いつもと少し様子が違います。
今年8月と2015年8月の写真を比較してみると…
◆2015年8月28日に撮影した萩山
木々はまだ深い緑色です。
原因は「ナラ枯れ」です。
「ナラ枯れ」は、「カシノナガキクイムシ」が運ぶ「ナラ菌」が原因で、
水分を吸い上げる機能がなくなり、枯れていく樹木の伝染病です。
ミズナラやコナラ、アカガシ、スダジイなど、ドングリが実る木で見られます。
※樹種によって枯れやすさは違います。
昨日の山麓しらべでは、たくさんのフラス(木くずと虫の排泄物が混ざった粉)
がついているクヌギを見つけました。
「カシノナガキクイムシ」かどうかは同定できていませんが、
他にも何本か同じようにフラスが大量についたクヌギがありました。
秦野市によると、萩山林道・羽根林道などでは、斜面の上に大きなナラ枯れによる
枯死木があり大変危険なため、通行はお控えください、とのことです。
秦野市のナラ枯れ被害状況は、以下のページからご覧いただけます。
【秦野市ホームページ ナラ枯れ被害】
※新型コロナウィルス感染防止対策にご協力をお願いします。
◆◆◆ 大倉(標高290メートル)◆◆◆
8月28日(8時40分)
天気 晴れ 気温 29.7度