2024年12月25日水曜日

【登山・自然情報】大山 12月24日

冷え込む予報の日、大山に情報収集に行って来ました。

コース:女坂~大山寺~大山阿夫利神社下社~本坂~表参道~
    大山(標高1252メートル)~雷ノ峰尾根~見晴台~下社~男坂

◆常緑広葉樹のアカガシの葉とまだ残るイロハモミジの紅葉
 女坂や男坂から下社周辺にかけては、ところどころにまだ紅葉が残っていました。

大山ケーブル駅にご挨拶をしてから女坂を登ります。
◆女坂の七不思議
 確認しながら進めば…

◆途中には大山寺があります。
 オオモミジは葉が落ちずに残っていました。
 
◆葉は縮れて色が褪せてきたものの、陽を浴びて輝いて見えました。

◆大山寺から下社までは急こう配のある階段が連続します。

◆阿夫利神社下社から相模湾をのぞむ。
 この日は江の島もくっきり見えました。

◆本坂

◆登山道は乾燥していましたが、
 登山道脇の日陰には霜柱が出来ていました。

◆20丁目(富士見台)からの景色
 富士山は雲で覆われてしまいました。

◆大山山頂
 この日は、奥の院が開いていました。

◆13時の山頂北側の温度計はマイナス2度。
 昼頃から太陽は雲で隠れてしまい、休憩中は防寒着を着込んでいても寒かったです。

◆下山は雷ノ峰尾根をおります。
 向かって右の見晴台方面を目指します。

◆大山の中腹にはモミの原生林が広がり、
 下部のアラカシ・ウラジロガシ・アカガシを構成種とする常緑広葉樹林とともに
 「大山の原生林」として天然記念物に指定されています。

◆見晴台

◆下社方面へのトラバース道

◆男坂を下山します。

◆女坂よりも急こう配の階段が連続しますので、ご注意ください。

常緑広葉樹林では…
◆ヤツバキの蕾

◆蕾を食べたムササビの食痕がたくさん落ちていました。

◆アカガシの葉を食べたムササビの食痕も多数落ちていました。

◆アカガシの大木にやってきたエナガの群れ

山頂周辺では…
◆メギの実や

◆ツルウメモドキの実が冬枯れの景色に色を添えていました。

◆オスのニホンジカが廃材の隙間から生えているであろう草を食べていました。

しばらく安定したお天気が続く予報です。
初日の出登山を計画されている方もいらっしゃるかと思いますが、
日の出前は暗いなか極寒で待機することになります。
ライトと防寒対策は万全にして、登山をお楽しみください。

◆◆◆大山(標高1252メートル)◆◆◆
12月24日 晴れ
13時の気温 マイナス2度