2024年11月23日土曜日

【自然情報】宮ヶ瀬湖周辺 11月22日

宮ヶ瀬湖周辺の春ノ木丸と早戸川林道へ行って来ました。

コース:宮ヶ瀬湖畔園地~春ノ木丸(標高487メートル)
    ~宮ヶ瀬湖畔園地 親水池 ・ 早戸川林道(汁垂橋まで)

まずは春ノ木丸へ
◆春ノ木丸登山道途中から高取山・仏果山の眺め
 森の中は、赤や黄色の紅葉が入り、綺麗になってきました。

◆赤く色づくヤマボウシの紅葉

◆黄色く色づくダンコウバイの黄葉

色鮮やかな木の実も目を楽しませています。
◆ミヤマシキミ
 濃い緑に赤い実が目立ちます。

◆ヤブムラサキ

紅葉した葉に隠れ、なかなか姿を見るのは難しかったのですが…
◆ヤマガラ
 混群になっており、エナガやシジュウカラなども周囲にいたようです。

こちらは、かくれんぼの名人
◆クロコノマチョウ
 枯れ葉と同じ色合いで、飛ばないとなかなか気づきません。

◆落ち葉がたくさん積もってきました。
 足元の石や枝が見えにくかったり、落ち葉が滑ることもあります。
 森の中を歩くときにはご注意ください。

宮ヶ瀬湖畔園地の親水池では…
◆カワセミ
 3羽のカワセミが追いかけ合っていました。

◆冬鳥のオオバン

◆カイツブリ
 一応着水の瞬間です。

宮ヶ瀬湖畔園地では、「第38回 宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどい」が
11月23日(土曜日)から12月25日(水曜日)まで開催されます。
◆左端のモミの木がジャンボツリーになります。
 右側の少し見えている水面が親水池、正面は高取山(標高705メートル)です。

午後からは、早戸川林道へ
◆早戸川林道の様子
 日が当たると暖かく、紅葉した木々なども楽しめます。

◆ハダカホオズキ
 林道脇で赤くツルツルした実が目立ちます。

◆コボタンヅル
 綿毛がフワフワと白く輝いていました。

ここでは冬だけ見られる鳥たちにも出会いました。
◆ルリビタキ(オス)
 暗い林内から聞こえた「ヒッヒッ」の声でようやく見つけました。

◆アオジ
 林道脇の草むらの中で餌を探していました。

◆ウラギンシジミ(メス)
 陽射しの暖かさに誘われたのか、飛んでいました。
 成虫で越冬します。

◆土と水で路面がぬかるんでいる箇所がありました。
 足元にはお気を付けください。

鳥居原園地に少しだけ寄り道しました。
◆鳥居原園地のドウダンツツジが真っ赤に色づいていました。
 遠くには丹沢山塊の山並みが見えています。
 一番右側が神奈川県最高峰の蛭ヶ岳(標高1673メートル)です。

※県道70号(秦野清川線)は、12月2日より全面通行止め(一部区間)が入ります。
 詳細は、下記をご覧ください。

その他、観察した生き物
花:シロヨメナ、キッコウハグマ、マツカゼソウ
実:クズ、ウツギ、ヒメキンミズヒキ、ムラサキシキブ、イヌザンショウ、アカシデ、
  マルバウツギ、カラスザンショウ、フサザクラ、ススキ、ノイバラの仲間、
  チドリノキ、コボタンヅル、コナラ、シキミ   など
蕾:ミヤマシキミ、シキミ、クロモジ、アブラチャン など
鳥:コゲラ、シジュウカラ、エナガ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、カルガモ、
  ハクセキレイ、セグロセキレイ、ミソサザイ、メジロ、トビ、ダイサギ、
  サンショウクイの仲間、モズ、カワラヒワ、カワウ、アオサギ、ミサゴ、
  ジョウビタキ、ガビチョウ、オシドリ、マガモ、カンムリカイツブリ、クロジ など
獣:ニホンジカ(糞・足あと)
虫:キタキチョウ、ルリタテハ、マユタテアカネ、アカスジキンカメムシ(幼体)

◆◆◆宮ヶ瀬湖(標高約300メートル)◆◆◆
11月22日 晴れ 
9時の気温8度(車載温度計)
15時30分の気温15度(宮ヶ瀬湖畔)