2021年12月28日火曜日

【自然情報】宮ヶ瀬湖周辺 12月27日

冷え込み厳しい宮ヶ瀬湖周辺、
春ノ木丸(標高487メートル)と早戸川林道を歩いてきました。

コース:宮ヶ瀬湖畔園地~春ノ木丸ハイキングコース~早戸川林道(~汁垂橋)

その前に…
鳥居原ふれあいの館(いえ)にビジターセンターの
パンフレットを置いてもらっているので、補充に伺いました。

◆鳥居原園地からの眺め
 虹の大橋の向こうに本間ノ頭(標高1344.9メートル)と
 右奥に蛭ヶ岳(標高1672.6メートル)が見えます。

◆神奈川県の最高峰 蛭ヶ岳
 北側斜面は雪で白くなっているのが見えました。

宮ヶ瀬湖畔園地へ移動します。
◆ジャンボクリスマスツリーの装飾を撤去作業中でした。


◆親水池
 青空に点々とゴミがついているように見えるのは、
 突風で吹き飛ばされた枯れ葉です。
 時折強風が吹き、日向でも寒く感じました。

◆陸にあがっていたオオバンの群れ
 
◆枝にとまるカワセミ(左)とダイサギ

続いて、春ノ木丸ハイキングコースを歩きます。
◆モミ林が出迎えてくれます。

◆ミヤマシキミ(ミカン科)の蕾

◆シキミ(マツブサ科)の蕾
 モミ林に多い植物で花期は3月頃ですが、数輪蕾がほころんでいました。

◆春ノ木丸山頂を北側に少し下りた地点
 道迷いがよく発生しているようです。
 どちら方面に進むでしょう?

◆ハイキングコースは向かって左側です。
 尾根を真直ぐ行きたくなってしまいますが、
 登山道は尾根からそれることもあります。
 ご注意ください。

道迷いだけでなく…
◆急な痩せ尾根もあります。
 落ち葉で滑りやすくもなっていますので、注意が必要です。

午後から早戸川林道を歩きました。
◆早戸川林道 小中沢1号橋付近
 毎冬、凍結する場所です。

◆アオツヅラフジの実をついばむメジロ

◆羽を膨らませて寒さ対策をするエナガ

人間も、日陰では特に寒さが堪える一日でした。
散策などの際には、防寒対策をバッチリとしてお出かけください。

そのほか観察した生きもの
鳥:ハクセキレイ、セグロセキレイ、ムクドリ、ハシブトガラス、トビ、
  ジョウビタキ、ルリビタキ、アオジ、カヤクグリ、マガモ、カイツブリ、カワウ、
  (声のみ)シジュウカラ、ツグミ、シロハラ、ベニマシコ など
獣:タヌキ(ため糞)、テン(糞)
実:コボタンヅル、コクサギ、アザミの仲間、ススキ、クズ、ヌルデ、
  カラスザンショウ、イタドリ 、ウツギ、ハダカホオズキ、ノイバラの仲間、
  フサザクラ、ミヤマシキミ、コウヤボウキ、カシワバハグマ  など
蕾:ヤブツバキ、クロモジ、オニシバリ など
虫:フタスジヒラタアブ など

※引き続き、新型コロナウイルス感染防止対策にご協力をお願いいたします。

◆◆◆ 宮ヶ瀬(標高約300メートル) ◆◆◆
12月27日(9時20分)
天気 晴れ  気温 2度