宮ヶ瀬湖周辺の春ノ木丸と早戸川林道を歩いてきました。
◆木々はすっかり冬の装いです。
風が吹き、さらに葉を落としていました。
◆シキミの蕾
1輪だけ咲いていました。
◆テイカカズラの種
風に飛ばされて、あちこちに落ちていました。
◆テイカカズラは、つる性の植物。
他の木に巻き付いて、上に這いあがっていきます。
◆テイカカズラが成長した状態。
高い所から種が飛ばされます。
◆湖畔へと降りていきます。
途中には、近年減少傾向にあるスズダケが密生しています。
◆ニホンジカによる食痕(スズダケ)。
シカの冬の貴重な食糧ですが、食べられることもスズダケの減少要因のひとつです。
◆宮ヶ瀬周辺はモミの巨木が多いです。
◆宮ヶ瀬湖畔園地のジャンボクリスマスツリーも、自生しているモミの木です。
クリスマスツリーの点灯は27日(日曜日)まで。
◆親水池には、カルガモの群れに混じって…
◆マガモのオスが1羽いました。
昨シーズンもカルガモに1羽だけ混ざっていました。
同じ個体でしょうか?
◆カワセミが置き物のように石の上でじっとしていました。
◆頭上には、冬鳥のツグミがいました。
今シーズンは飛来数が少ないように思いますが、皆さまの地域はいかがでしょう?
早戸川林道に移動します。
◆小中沢1号橋付近。
冬季は、しみ出た水により凍結します。
◆キジバトが置き物のように木にとまっていました。
◆ジョウビタキは寒さの為か、羽根を膨らませていました。
冬本番です。観察の際は、防寒対策をしてお出かけください。
その他観察したもの
鳥:ハシブトガラス、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、カワラヒワ、
オオバン、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ミサゴ、ダイサギ、オシドリ、
キンクロハジロ、コゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、メジロ、 ウソ、アオジ、シロハラ、ルリビタキ など
哺乳類:ニホンリス(クルミ食痕)、ニホンジカ(糞・毛)、
イノシシ(掘り返し痕)、タヌキ(ため糞)、テン(糞) など
実:コボタンヅル、コクサギ、ヌルデ、カラスザンショウ、モミ、ウツギ、
ノイバラの仲間、コナラ、フサザクラ、ミヤマシキミ、ツルウメモドキ、
カシワバハグマ、コウヤボウキ、アザミの仲間、ススキ、イタドリ、
ハダカホオズキ、クズ、メハジキ、ヘクソカズラ など
蕾:ミヤマシキミ、クロモジ、スギ、ケヤマハンノキ、ヤシャブシ、キブシ など
◆◆◆ 宮ヶ瀬(標高約300メートル) ◆◆◆
12月25日(10時)
天気 晴れ のち 曇り 気温 10度