2020年12月26日土曜日

【自然情報】宮ヶ瀬湖周辺 12月25日

宮ヶ瀬湖周辺の春ノ木丸と早戸川林道を歩いてきました。

コース:春ノ木丸ハイキングコース~
宮ヶ瀬湖畔園地~早戸川林道

◆木々はすっかり冬の装いです。
 風が吹き、さらに葉を落としていました。


◆シキミの蕾
 1輪だけ咲いていました。

◆テイカカズラの種
 風に飛ばされて、あちこちに落ちていました。

◆テイカカズラは、つる性の植物。
 他の木に巻き付いて、上に這いあがっていきます。


◆テイカカズラが成長した状態。
 高い所から種が飛ばされます。

◆湖畔へと降りていきます。
 途中には、近年減少傾向にあるスズダケが密生しています。

◆ニホンジカによる食痕(スズダケ)。
 シカの冬の貴重な食糧ですが、食べられることもスズダケの減少要因のひとつです。

◆宮ヶ瀬周辺はモミの巨木が多いです。

◆宮ヶ瀬湖畔園地のジャンボクリスマスツリーも、自生しているモミの木です。
 クリスマスツリーの点灯は27日(日曜日)まで。

◆親水池には、カルガモの群れに混じって…

◆マガモのオスが1羽いました。
 昨シーズンもカルガモに1羽だけ混ざっていました。
 同じ個体でしょうか?

◆カワセミが置き物のように石の上でじっとしていました。

◆頭上には、冬鳥のツグミがいました。
 今シーズンは飛来数が少ないように思いますが、皆さまの地域はいかがでしょう?

早戸川林道に移動します。
◆小中沢1号橋付近。
 冬季は、しみ出た水により凍結します。

◆キジバトが置き物のように木にとまっていました。

◆ジョウビタキは寒さの為か、羽根を膨らませていました。

冬本番です。観察の際は、防寒対策をしてお出かけください。

その他観察したもの
鳥:ハシブトガラス、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、カワラヒワ、
  オオバン、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ミサゴ、ダイサギ、オシドリ、
  キンクロハジロ、コゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、メジロ、
  ウソ、アオジ、シロハラ、ルリビタキ など
哺乳類:ニホンリス(クルミ食痕)、ニホンジカ(糞・毛)、
    イノシシ(掘り返し痕)、タヌキ(ため糞)、テン(糞) など
実:コボタンヅル、コクサギ、ヌルデ、カラスザンショウ、モミ、ウツギ、
  ノイバラの仲間、コナラ、フサザクラ、ミヤマシキミ、ツルウメモドキ、
  カシワバハグマ、コウヤボウキ、アザミの仲間、ススキ、イタドリ、
  ハダカホオズキ、クズ、メハジキ、ヘクソカズラ など
蕾:ミヤマシキミ、クロモジ、スギ、ケヤマハンノキ、ヤシャブシ、キブシ など

◆◆◆ 宮ヶ瀬(標高約300メートル) ◆◆◆
12月25日(10時)
天気 晴れ のち 曇り   気温 10度