2025年12月6日土曜日

【登山・自然情報】大山 12月5日

大山へ行ってきました。
コース:ヤビツ峠~大山(標高1252メートル) 往復

◆大山山頂

◆山頂からは筑波山も見えました。

◆足元には霜柱

◆木々はすっかり葉を落とし、冬枯れの森へと変わっています。

色合いの少ない森の中で目立っていたのは…
◆ミツバアケビの黄葉
 残っている紅葉が森の中で目を引きます。

◆コボタンヅルのタネ
 風に乗せてタネを運ぶための白い綿毛が、木々を覆うように広がっていました。

◆アオハダの実
 たくさんの実が付き、まるで真っ赤に紅葉していると思うほどでした。

◆見ていると、メジロがやってきて実を食べていました。
 冬の大事な食糧ですね。

天候などによっても体感温度などが変わります。
調整ができるように、防寒着などをご準備ください。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
12月6日 晴れのち曇り
8時40分の気温9.1度

2025年12月5日金曜日

【自然情報】大倉~竜神の泉 12月5日

山麓しらべで秦野市道52号線(通称:戸川林道)にある
竜神の泉まで行って来ました。

◆イタヤカエデ
もう少し紅葉が楽しめそうです。

◆クヌギやコナラの雑木林の様子

◆竜神の泉手前の国定公園の看板

◆林道から表尾根の山並みが見えます。

◆竜神の泉
日差しが入らず、空気がヒンヤリとしていました。

◆ツルグミ
ツルをほかの樹木に絡ませて長くのびていきます。
小さな花が咲いていました。

・・・木の実、草の実・・・

◆サネカズラ

◆コクサギ
果実が裂け、黒い種子が見えます。

◆テイカカズラ
種子に長い冠毛がついています。

◆マルバノホロシ

◆ノササゲ
果実は紫色に熟し、はじけると・・・・

白い粉がついた黒紫色の種子が入っています。

◆シロダモの葉にとまっていたウラギンシジミ。成虫で越冬します。

【その他観察した生きもの】
《植物》
 花 ヤブツバキ、タイアザミ、リュウノウギク など
 実 ガマズミ、クサギ、カラスウリ、コボタンヅル、ノイバラ、
             コチヂミザサ、フサザクラ、ミヤマシキミ、ムラサキシキブ、
   ヘクソカズラ、フジカンゾウ、スズメウリ、ヤブムラサキ など
《野鳥》
   アオジ、ミソサザイ、ヒヨドリ、エナガ、シジュウカラ、
   メジロ、ヤマガラ、トビ、リュウキュウサンショウクイ、
   ハシボソガラス など
《その他》 
    ガの仲間、ロクショウグサレキン、 アラゲキクラゲ など

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
12月5日 晴れ
8時40分の気温  9.0度

2025年12月4日木曜日

【行事】巡回展「見つけた!丹沢の森の落とし物」

秦野ビジターセンター・西丹沢ビジターセンター共催
巡回展「見つけた!丹沢の森の落とし物」が始まりました!
最初の会場は、県立保土ヶ谷公園の「Gallary coen」です。


会場:県立保土ヶ谷公園 Gallary coen
   横浜市保土ヶ谷区花見台4‐2 
TEL:045-333-5515
開催期間:12月4日(木曜日)から2026年1月12日(月曜日)
開館時間:10時から16時
期間中の休館日:毎週水曜日・年末年始(12月29日~1月3日)

◆展示の様子

◆動物の食痕やうんち、鳥の羽根などの実物も展示しています。

ぜひお立ち寄りください。

※内容に関するお問い合わせは、
 秦野ビジターセンター(TEL:0463-87-9300)まで

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
12月4日 晴れ
8時40分の気温7.3度

2025年12月1日月曜日

【自然情報】秦野ビジターセンター周辺 12月1日

 午前中に、秦野戸川公園内を歩いてきました。

◆丹沢の山々
雲一つない青空が広がり、鍋割山稜や三ノ塔二ノ塔がくっきり見えていました。

◆大山
北側斜面に鉄塔があるのが目印です。

◆シラカシのどんぐり
風で枝が揺れるとパラパラと何個も落ちてきました。

◆トビ
上昇気流に乗って旋回していました。

◆キセキレイ
落ち葉の中から園路に飛び出してきました。

毎年、11月27日から12月1日頃に訪れる「朔風払葉」(きたかぜこのはをはらう)。
1年を72の季節に分けた七十二候のひとつです。
木枯らしが吹く季節になり、木の葉を散らす頃になった季節を表現しています。
「朔風」単体だと「さくふう」と読み、北風・木枯らしのことを意味します。

落ち葉が積もり始め、段差や石が隠れる季節です。
積もった落ち葉は滑りやすくもなるので、足元に十分お気を付けください。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
12月1日 晴れ
8時40分の気温 13.6度

2025年11月28日金曜日

【登山・自然情報】大倉~見晴茶屋・堀山の家 11月27日

大倉尾根を堀山の家まで紅葉状況を見に行ってきました。
見晴茶屋までは山麓調べも兼ねています。

まずは、大倉から見晴茶屋まで山麓調べのコースです。
◆丹沢ベースからの景色
 歩き始めは青空が広がっていましたが、お昼頃からは雨が降ってきました。

◆大倉高原テントサイト(下段)の様子
 陽当りの良い場所のカエデ類が真っ赤に紅葉していました。

登山道沿いではいろいろな色の紅葉が楽しめます。
◆イタヤカエデ

◆クロモジ

◆ヤマボウシ

種類は少ないですが、花も見られました。
◆キヅタ
 ちょうど花が見ごろのようです。

◆ヤクシソウ
 一株だけ咲いていました。

いろいろなタネも観察できました。
◆キッコウハグマ
 綿毛が付いたタネです。

◆ウバユリ
 薄い羽をもつタネがたくさん詰まっています。

◆トキリマメ

◆ルリビタキ(メス)
 夏は高標高域、冬は低標高に降りてくる漂鳥です。

山麓調べのコースの終点、見晴茶屋を過ぎて…
◆急な階段を上ると

◆大倉尾根の通称「モミジ坂」の紅葉です。
 緑から赤への色づきのグラデーションや
 全体的に赤く色づいているものもあり、見ごろを迎えています。

◆紅葉したイロハモミジ

◆モミジ坂上部から

◆ウソ(冬鳥)
 口笛のような鳴き声を頼りに探してみたら…
 木々に隠れてわかりにくいですが、オスのピンク色のほっぺが見えますか?

◆一本松から駒止茶屋の間
 日陰にあるカエデ類はまだ緑色のものもあります。
 周囲の高木の木々は落葉してきていました。

◆マルバダケブキ

◆堀山の家間近
 落葉した木々が多くなり、寂しい色合いです。

◆堀山の家(標高950メートル)に到着です。

◆アトリの群れ
 15羽くらいの群れのようでしたが、静かにシデ類のタネを食べていました。

晴れていた時間帯は暖かかったですが、曇ってくると寒さを感じました。
手袋や羽織れるものなど、天気に合わせて服装を調整できるように、
防寒着などをご用意ください!

【その他確認した生きもの:大倉~見晴茶屋】
《植物》
 花 タイアザミ、アズマヤマアザミ、シロヨメナ、コウヤボウキ  など
 実 オニドコロ、ガマズミ、クサギ、クズ、ガガイモ、サネカズラ、サンショウ、
   コチヂミザサ、アオツヅラフジ、アオキ、ムラサキシキブ、ヤブムラサキ、
   ヤブコウジ、ヤブラン、カラスウリ など
《野鳥》
      ヒヨドリ、コゲラ、ミソサザイ、ウグイス、トビ、
   エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、カケス、
   ハシブトガラス、リュウキュウサンショウクイ など
《その他》 
   ツチイナゴ、ハスジカツオゾウムシ、ハナアブの仲間 
   ニホンジカの足跡、ジョロウグモ など

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
11月27日 晴れのち曇りのち雨
8時40分の気温  12.5度

◆◆◆堀山の家(標高約950メートル)◆◆◆
11月27日 12時30分の気温  7度