2024年10月31日木曜日

【自然情報】大倉~竜神の泉 10月31日

山麓しらべで秦野市道52号線(通称:戸川林道)にある
竜神の泉まで行って来ました。
暑くも寒くもなく、自然散策にちょうど良い季節になりました。

◆竜神の泉周辺の様子


◆水場
しっかり水は出ていました。

◆林道の様子
いつも雨の後に大きな水たまりが出来る場所。
今日は複数の水たまりが・・・。ぬかるみも注意です。

◆対岸の斜面
木々が薄っすら色づいています。

◆コクサギの葉

◆セキヤノアキチョウジ
小さな群落が数か所で見られました。

◆アキノキリンソウ

◆チヂミザサの仲間
花が終わると、細長い芒(のぎ)から粘液を出してベタつき、
動物に付着して運ばれます。

◆ヤクシソウ

◆ホトトギス
果実が出来始めていますが、まだ蕾が付いている株もありました。

◆アキカラマツ
花は終わり、若い実になっていました。

◆シロダモの実
鮮やかな赤い実が目立ちます。

◆ミツバアケビの実
ヤマガラが実を突っついていました。

◆ドングリ注意報!
カケスがせっせとドングリを貯食中??
カケスがいる木を見上げると、何度もドングリが落ちてきました。

◆テイカカズラミサキフクレフシ
テイカカズラの実の形が変?!と思ったら虫こぶでした。
形成者はテイカカズラミタマバエです。

◆アラゲキクラゲ

◆ロクショウグサレキン

◆コガネタケ

◆チャバネアオカメムシ

林縁で花の写真を撮っていると、足元からヤマビルが寄ってきました。
まだまだ元気な様子・・・まだしばらくヤマビル対策が必要そうです。


【その他観察した生きもの】
《植物》 
 花 ノコンギク、タイアザミ、シロヨメナ、ヤマハッカ、ハナタデ、
   ヤブハギ など

 実 アオキ、コナラ、ミズキ、ミツバウツギ、ヤブミョウガ、
   キブシ、オニドコロ、ノイバラ、コクサギ、クマノミズキ、
   コボタンヅル、フジカンゾウ、クサギ、ミヤマシキミ、
   カラスウリ、トキリマメ、チヂミザサの仲間、 など
《野鳥》
   トビ、ヒヨドリ、コゲラ、カケス、ヤマガラ、ウグイス、
   ハシブトガラス、シジュウカラ、メジロ、ジョウビタキ、
   ガビチョウ、サンショウクイの仲間 など

《その他》 
   クロコノマチョウ、キタキチョウ、チャバネアオカメムシ、
   テイカカズラミサキフクレフシ(虫こぶ)、コガネタケ、
   アラゲキクラゲ、ベニチャワンタケ、ニクアツベニサラタケ、
   コフキサルノコシカケ、ニホンジカの足跡 など


◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
10月31日 晴れ
8時40分の気温 15.9度

2024年10月28日月曜日

【登山・自然情報】南山 10月27日

宮ヶ瀬湖北側の南山へ行って来ました。
曇り空で、時々パラパラと小雨が降る天気でした。

コース:鳥居原ふれあいの館~権現平~南山(標高544メートル) 往復

◆南山山頂
 正面の高取山・仏果山、雲が無ければ大山から蛭ヶ岳方面など
 山並みが眺められます。

◆鳥居原ふれあいの館から北岸林道を少し進むと登山口があります。
 見逃さないようにご注意ください。

◆森の木々はまだまだ緑色が多いですが、

◆ヤマボウシ
 少し赤味が入り始めていました。

◆クロモジ
 黄色くなり始めていました。

花や実は…
◆コウヤボウキ
 蕾から見頃過ぎまでありました。

◆ガマズミ

◆ウラジロノキ

生き物たちにも出合いました。
◆クロコノマチョウ
 枯れ葉と似た色合いで、地面にいるとなかなか気づきません。

◆アシグロツユムシ(メス)

◆アオゲラ

私は見かけませんでしたが、
歩いていた登山者の方に聞くと、ヤマビルがいたとのこと。
冷え込むまで、もうしばらくヤマビル対策が必要そうですね。

少し立ち寄った宮ヶ瀬湖畔の大棚沢広場では、冬鳥を確認しました!
◆マガモ

◆ジョウビタキ(オス)

◆ジョウビタキ(メス)

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
10月27日 曇り
8時40分の気温20度

2024年10月26日土曜日

【野鳥情報】秦野ビジターセンター周辺 10月24日

秦野ビジターセンター周辺に野鳥観察に来られた方から情報を頂きました。
ありがとうございます。

◆ジョウビタキ(メス)

◆シジュウカラ

鳥:ヒヨドリ、メジロ、スズメ、ジョウビタキ、トビ、シジュウカラ
  ハシボソガラス、キジバト、アオゲラ、ヤマガラ、モズ、コゲラ、
  ハシブトガラス、ホオジロ 声のみ:ガビチョウ、コジュケイ

その他:カシワバハグマの花、ミドリヒョウモン

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
10月24日 曇り
9時40分の気温24.8度

2024年10月23日水曜日

【登山・自然情報】丹沢山 10月22日

紅葉の進み具合を確認に、丹沢山周辺に情報収集に行って来ました。
コース:塩水林道~丹沢山(1567メートル)周辺~瀬戸沢ノ頭

今秋は寒暖差が少なく、紅葉の進み具合は遅いようです。
◆丹沢山から少し不動ノ峰方面に行ったところ
 丹沢主脈もまだ紅葉が楽しめます。

◆塩水林道終点からしばらくはスギの人工林を通ります。

◆カジカエデの紅葉
 標高1000メートル前後の広葉樹は紅葉前のものが多かったですが、
 一部色づいていました。

◆イヌブナ
 例年の今頃は黄金色に色づいている葉も、ほとんど緑色です。

◆標高1200メートル付近
 ブナの葉は緑色から黄色まで、さまざまでした。

◆フクオウソウ

◆リュウノウギク
 株は少ないものの、きれいに咲いていました。

◆ブナの木にカワラヒワの群れがやってきていました。

◆標高1450メートル付近
 紅葉は見頃といってよさそうです。

◆丹沢山山頂
 青空が垣間見えることもありました。

◆みやま山荘と山岳公衆トイレの間が整備されました。
 山岳公衆トイレを利用する際には、トイレ紙は便器に流さず、
 チップ100円のご協力をお願いいたします。

丹沢山から500メートルほど、不動ノ峰方面の様子を見てきました。
◆丹沢山方面の斜面と塔ノ岳
 斜面は様々な色に色づいていました。

◆オオミヤマガマズミの色づく葉と実

◆シロヤシオはきれいに色づいている株もありました。

◆リンドウは丹沢主脈で見頃から見頃過ぎでした。

丹沢山に戻り、竜ヶ馬場方面に120メートルほど行ってみました。
◆木道を覆っていたミヤマクマザサは草刈りがされていました。
 登山者の方の情報によると、塔ノ岳の少し手前まで草刈りされていたそうです。

◆木道で霧が晴れるのを待っていたところ、
 一時雲で隠れていた不動ノ峰が姿を現しました。

短い時間でしたが青空をバックに…
◆ナナカマドの紅葉

◆ブナの黄葉

◆ブナの実
 株によっては実っています。

丹沢山に戻り、瀬戸沢ノ頭方面に行ってみました。
◆天王寺尾根分岐では、木道を草木が覆っているところがあります。

◆落ち葉などで登山道が不明瞭なところもあります。

◆標高1370メートル付近のシロヤシオ
 日の当たるところから色づいていました。

塩水林道の林道脇では、ヤマビルもいました。
平地の気温が20度を超えるような天気が続くようなので、
しばらくヤマビル対策は必要です。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
10月22日 晴れ
8時40分の気温18.6度

◆◆◆丹沢山(標高1567メートル)◆◆◆
10月22日 曇り
最低気温6度
最高気温17度
(みやま山荘さんより)