2024年7月29日月曜日

【自然情報】大倉~雑事場ノ平 7月29日

 山麓しらべで大倉尾根の雑事場ノ平まで行って来ました。

◆丹沢ベースからの眺め
大倉尾根を登り始め、最初に景色が開ける場所です。
朝から気温34度!下から吹き上げる風は熱風でした!

◆登山道上の倒木
大きな倒木がありますが、またいで行けます。
※7月31日に倒木は除去されました。

◆木々に覆われた登山道
木陰は少し暑さが和らぎます。

◆大倉高原テントサイトからの景色
見晴らし良い場所ですが、今日は霞んでいました。

◆大倉高原テントサイト水場
お水はたくさん出ていました。

・・・観察した生きもの・・・

◆キツネノカミソリ
咲き始めましたが、まだ一輪のみでした。
これから見頃です。

◆タマアジサイ
観音茶屋前では数個まるい蕾が開いていました。

◆ダイコンソウ

◆キバナガンクビソウ

◆ミズキ実
色づき始めています。

◆ホウキタケの仲間

◆ヨツスジハナカミキリ


◆アカハナカミキリ

◆オオヨツスジハナカミキリ

◆アオオサムシ
何かをくわえて走って逃げて行きました。

◆サカハチチョウ(裏)
翅を閉じた姿。

◆サカハチチョウ(表・夏型)
翅を開くとまた違うオシャレな模様です!

今日は汗が滝のように出ました。
大倉尾根に入ってしまえば、木陰の多いコースですが
雑事場ノ平までは、水分補給をしながらゆっくり登りました。
熱中症対策を万全に、無理のない登山計画をお願いします。

【その他観察した生きもの】
《植物》 
 花 アキノタムラソウ、ハエドクソウ、キンミズヒキ、  
   カラスウリ、ヘクソカズラ、シオデ、ヒメガンクビソウ など
 蕾 サネカズラ、ウバユリ、キッコウハグマ、ノブドウ など
 実 ガマズミ、ホタルブクロ、キブシ、アブラチャン、ミツバ、
   ミミガタテンナンショウ、フタリシズカ、オオバチドメ、
   オオバギボウシ、ムラサキシキブ など
《野鳥》
   トビ、アカゲラ、ヒヨドリ、ウグイス、ヒガラ、ホオジロ、
   ノスリ、キクイタダキ、コジュケイ など
《その他》 
   ミンミンゼミ、ニイニイゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ、
   アオスジアゲハ、クロヒカゲ、コミスジ、ムラサキシジミ、  
   アカボシゴマダラ、タマヤスデ、ヨツボシケシキスイ、
         ヨツボシオオキスイ、カタシロゴマフカミキリ、クロカナブン、
   アカハナカミキリ、トゲグモ、オナガグモ、ヒガシニホントカゲ など

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
7月29日 晴れ
8時40分の気温 34度

【自然情報】秦野ビジターセンター周辺 7月28日

秦野ビジターセンター周辺で自然観察をされた方から情報を頂きました。
ありがとうございます。

◆ツバメ

◆コミスジ

鳥:イソヒヨドリ、ガビチョウ、ヒヨドリ、キジバト、メジロ、ツバメ、ホオジロ、
  ノスリ、スズメ、ハシブトガラス、クロツグミ(幼鳥)、コサメビタキ(幼鳥)、
  キセキレイ、ヤマガラ、声のみ)ウグイス、コジュケイ、イカル
他:アカボシゴマダラ、コミスジ

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
7月28日 晴れ
8時40分の気温31.3度

2024年7月28日日曜日

【野鳥情報など】宮ヶ瀬湖周辺 7月24日

24日の午後、宮ヶ瀬湖周辺で野鳥などを観察された方から情報を頂きました。
ありがとうございます!

◆カブトムシ(オス)

鳥:リュウキュウサンショウクイ、イカル、キジバト、ハシブトガラス、
  エナガ、ヤマガラ、コゲラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、カワウ、
  ツバメ、キセキレイ、メジロ 
  声のみ)センダイムシクイ、ウグイス、アオバト
虫:カブトムシ(オス)、スズメバチの仲間、カナブン

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
7月28日 晴れ
8時40分の気温31.3度

2024年7月25日木曜日

【自然情報】宮ヶ瀬湖周辺 7月24日

春ノ木丸と早戸川林道に情報収集に行って来ました。
宮ヶ瀬湖畔ではニイニイゼミ、ミンミンゼミなどのセミが盛んに鳴いていました。

コース:早戸川林道(汁垂橋まで)、春ノ木丸~湖畔園地

早戸川林道の様子
◆早戸川林道入口

◆コミスジ

◆マツカゼソウとスジグロシロチョウ

◆タマアジサイ
 咲き始めていました。

◆オニグルミ
 実が付いていました。

◆オオシオカラトンボ

◆汁垂橋から見る宮ヶ瀬湖

春ノ木丸~湖畔園地
◆春ノ木丸ハイキングコース入口

◆木々の隙間からは宮ヶ瀬湖が望めます。

◆カラスアゲハ

◆春ノ木丸山頂

◆この日は突然の雷雨となり宮ヶ瀬湖畔園地へと避難しました。

◆雷雨は30分ほどで止み、青空が広がり始めました。

この季節は天候が急変し雷雨となる事があります。
雨雲レーダーなどを活用しながら、天候の変化にご注意ください。

その他観察した生き物
花:ツユクサ、ネムノキ、ヘクソカズラ、オニドコロ、アカメガシワ
  タマアジサイ、ダイコンソウ、ヨウシュヤマゴボウ、クサノオウ
  ヒメヤブラン など
実:アブラチャン、フサザクラ、コクサギ、クマノミズキ、クマシデ
  ウツギ、ミツバウツギ、マタタビ、ヤマブキ、クロモジ など
虫:ツクツクボウシ、ウラギンシジミ、アオオサムシ
鳥:キジバト、アオバト、アカゲラ、ヒヨドリ、コゲラ、キセキレイ
  カルガモ など
その他:ヒガシニホントカゲ、ニホンカナヘビ、アオダイショウ、ニホンザル


◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
7月24日 晴れ
8時40分の気温32.6度

2024年7月19日金曜日

【登山・自然情報】三ノ塔・行者ヶ岳 7月18日

夏の表尾根へ行って来ました。稜線は、ほぼ雲の中。
陽射しは遮られていましたが、湿度が高く、蒸し暑い日となりました。

コース:三ノ塔~政次郎尾根分岐付近まで

◆三ノ塔山頂から烏尾山・塔ノ岳方面
 雲が上がり、表尾根も途中までしか見えません。

◆一部、登山道が藪になっています。
 足元や、顔付近に伸びている植物などにご注意下さい。

◆行者ヶ岳周辺の鎖場の一つ
 何箇所か鎖場があります。

◆森の中は、幻想的な雰囲気
 高い湿度のため、木々から水滴が落ちてくることも。

◆政次郎ノ頭からのガレ場
 完全に雲の中で、少し先が真っ白で見えませんでした。

咲いていた花など
◆ホタルブクロ
 よく似たヤマホタルブクロも咲いています。

◆ウツボグサ
 ヒメキマダラセセリが吸蜜中です。

◆キヌタソウ

◆オオバギボウシ
 大倉ではそろそろ終わりのようですが、稜線では蕾から咲き始めです。

◆ダイコンソウ

◆ウスユキソウ

◆ヤハズハハコ

◆ノリウツギ
 ヨツスジハナカミキリやアオハナムグリがやって来ていました。

◆ヒグラシ
 雲の中で薄暗かったからでしょうか、
 ヒグラシの大合唱がずっと聞こえていました。
 エゾハルゼミやコエゾゼミの声も時々聞こえてきました。

18日の丹沢山の最高気温は31度(みやま山荘HPより)。
丹沢の夏はとても暑いです。水分や塩分などの熱中症対策は必須です。
体調はしっかりと整えて、登山をお楽しみください。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
7月18日 晴れ
8時40分の気温27.7度

2024年7月18日木曜日

【自然情報】秦野ビジターセンター周辺 7月18日   

秦野戸川公園内にある自然観察の池と森へ行ってきました。



◆アカボシゴマダラ(外来種)
風の吊り橋の熱くなった地面で、黄色いストロー(口吻)を出していました。
何をなめているのでしょうか?

◆自然観察の池(閉鎖されています)
かなり鬱蒼としてきました…。
池は草の向こうにあります。
木道は苔むして踏み抜いてしまいそうです。

◆オオシオカラトンボ
メス(下)は水面で産卵し、オス(上)は見守っているようでした。
池の周りはトンボで賑わっていました。

◆モリアオガエルの卵塊
オタマジャクシは池の中へ落ちるようになっています。
水が枯れませんように…。


◆自然観察の森(開放時間 9時~16時)

草が刈られ、少し歩きやすくなりました。


◆観察窓
自然観察の森の奥に設置された観察窓です。

◆オオバギボウシ
花は咲き終わりで種ができ始めていました。

◆ヤマユリ
ほとんどが咲き終わりでしたが、まだ綺麗に咲いている株もありました。

◆ホタルブクロ


◆コバネカミキリ
ヤマユリの葉の上にいました。

◆アキノタムラソウとキタキチョウ
キタキチョウが飛び回っていました。

◆シオヤアブ
腹部の先の白いボンボンが特徴的なオス。
カメムシを捕まえていました。

少し歩いただけで汗が噴き出してきました。
いよいよ関東も本日梅雨明けし、夏本番です。
お出掛けの際は、水分・塩分補給をしっかりとし、
熱中症にご注意ください。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
7月18日 晴れ
8時40分の気温27.7度