この日は生憎の天気予報。
高い山には行かず、久しぶりにシダンゴ山(標高758.1m)の
様子を確認に行って来ました。
強風が吹くと手入れのされていない細いスギやヒノキが
倒れんばかりにしなって、枯れ枝が飛んできそうで怖かったです。
表尾根だったら吹き飛ばされていそうです。
荒天の無理な登山は避けましょう。危険です。
シダンゴ山は茶畑やクリ畑、集落の中を抜けてスタートです。
登山口までの道はとても良い景色が広がります。
◆茶畑が広がっています。
登山道に入ると、強風でたくさんの若い木々の実が
落ちてしまっていました。
◆誰かが試食した?オニグルミの若い実
◆まだ緑色をしたミズキの実
◆実?ではなくクモが巻いたようです。
この他にもスギやヒノキ、イヌザクラやミツバアケビ、
アカシデやクマシデなどたくさんの実が落ちていました。
登山道脇にはたくさんのサワギクが咲いていました。
◆サワギクの花
人工林にサワギクが多いところ、ヤブマオの仲間が多いところ、
オオバノイノモトソウが多いところ・・・。
いろいろな人工林の植生があります。
よかったらちょっと気にしてみてみてください。
◆シダンゴ山山頂の様子
山頂からは蛭ヶ岳や表尾根、檜岳山稜、富士山が・・・
見えるはずですがご覧のとおり。こんな日もあります。
山頂をぐるっと囲むようにアセビが生えています。
シダンゴとは変わった名前ですが、由来は山頂に説明があります!
◆宮地山へ向かう鉄塔のところにできていた林道
久しぶりなのでいつできたか不明ですが新しそうです。
間違えてこの道を下らないように!
左の鉄塔方面へ進んでください。
◆宮地山山頂の様子
山頂は広くて落葉樹に包まれて気持ちが良いです。
休憩にもってこいの場所です。
◆最後は落葉樹の林を抜けます。
落ち葉がたっぷり・・・。
◆落ち葉と言えば・・・ガーン!ヤマビルとご対面でした。
最後の最後、数匹の大きなヤマビルが足元から上がってきました。
しっかりとヤマビル対策も必要そうです。
シダンゴ山は時間もそれほどかからずのんびり楽しめるコースです。
低山だからと軽装備で行かず、登山装備を万全にお出かけ下さい。