2024年1月26日金曜日

【自然情報】宮ヶ瀬湖周辺 1月25日

宮ヶ瀬湖周辺へ情報収集に行って来ました。

コース:春ノ木丸一周・早戸川林道(県道64号~汁垂橋)往復

青空が広がる冬晴れとなりましたが、冷たい風が吹いていました。
日当たりの良い森の中では、早春の花が咲き始めていました。
◆アセビ

◆シキミ

しかし、日陰に目を向けると・・・
◆霜柱(春ノ木丸の登山道)
 歩くとザクザクと心地よい音が聞こえます。

◆凍った路面(早戸川林道)
 一部、路面に水が出ている箇所の様子です。

◆アザミの仲間に出来た「氷の華」
 カシワバハグマに残っていた「氷の華」も観察できました。

歩いてきたコースの様子は・・・
◆春ノ木丸山頂(標高487メートル)
 冬枯れの森です。足元には落ち葉がたくさん!

◆早戸川林道
 舗装された林道です。

木の実などもだいぶ少なくなってきました。
◆クズ
 鞘は陽射しに金色に輝く毛に覆われています。

◆コボタンヅル
 種に付いた綿毛がキラキラしていました。

◆コウヤボウキ
 宮ヶ瀬湖周辺では、綿毛がピンク色になるものがあります。

静かな宮ヶ瀬湖畔で、地鳴きの声や動く音などに耳を澄まして、
鳥たちを探してみました。
◆アオバト
 羽音が聞こえたので、探していたら、真上にとまっていました。

◆アオジ
 藪の中から「チッ チッ」という地鳴きの声と、ガサガサと動く音。
 じっと待っていると現れたのはアオジでした。

◆ウソ
 とても静かにウツギの実をつついていました。

◆メジロ

◆ミサゴ
 足に魚を持っているようです。

早春の花が咲き始めましたが、まだまだ厳冬期です。
雨などが降った後は、路面が凍結することもあります。
天気予報などをしっかりと確認し、お出かけください。

その他、観察した生きもの
花:ヤブツバキ
蕾:アブラチャン、クロモジ、ミヤマシキミ、アセビ、シキミ、スギ、ヒサカキ など
実:ヘクソカズラ、シキミ、フジ、ハダカホオズキ、イタドリ、キッコウハグマ、
  カシワバハグマ、ノイバラの仲間、フサザクラ、ヌルデ、ススキ、アザミの仲間、
  カラスザンショウ、キハダ など
鳥:ヒヨドリ、アカゲラ、シジュウカラ、コゲラ、エナガ、ヤマガラ、ヒガラ、
  ハクセキレイ、セグロセキレイ、カイツブリ、カワセミ、カルガモ、
  オオバン、トビ、ハシボソガラス、カワラヒワ、カワウ、ツグミ、ムクドリ、
  ジョウビタキ、ルリビタキ、ガビチョウ、カンムリカイツブリ、ノスリ  など
獣:タヌキ(ため糞)、ニホンジカ(メス2頭・足あと・糞) など

◆◆◆宮ヶ瀬湖畔(標高約300メートル)◆◆◆
1月25日 晴れ
8時50分の気温 3度