ツツジ類の開花の様子を確認しに、表尾根へ行って来ました。
コース:政次郎尾根~行者ヶ岳~三ノ塔(1204.7メートル)~三ノ塔尾根~牛首
※政次郎尾根は、国有林の作業路を使わせていただいている経路になります。
標高1100メートルから1200メートル付近で蕾から見頃。
今回のコースでは花付きがとても悪く、ほぼ花は見られませんでした。
昨年が大当たりの年だったからでしょうか。
先端が赤く染まった葉が日に透けてきれいでした。
標高600メートルから700メートル付近で見頃。
標高800メートルから900メートル付近で蕾から咲き始め。
◆ツルキンバイ
ミツバツチグリやイワニガナなど、黄色い花がたくさん咲いていました。
新緑の中からは、鳥たちのさえずりが聞こえてきます。
夏鳥たちの種類も増え、さえずりの声もいろいろです。
藪が好きなウグイスの声も高らかに響いていました。
虫たちも活動中です。
◆ニワハンミョウ
冬を越えてボロボロの個体。模様が分からないくらいになっています。
◆ビロウドツリアブ
そろそろ平地では見かけなくなってきました。
新緑と一緒に標高をあげてきたのでしょう。
コースの様子は…
国有林の作業路になります。登山口以外に道標等はありません。
荒れている箇所等もありますので、注意して通行してください。
塔ノ岳まで続く表尾根が眺められます。
今回は反対側の三ノ塔方面へ。
◆政次郎ノ頭から三ノ塔方面
少しずつ濃くなってきた緑が青空に映えて、きれいでした。
眺めの良い箇所も多いですが、注意する箇所も多い登山道です。
◆政次郎ノ頭からガレた場所を下ります。
途中、登山道脇が崩れ、狭くなっている箇所もありますので、
注意して通行してください。
写真は一番長い鎖場の様子です。
さらに、登山日和の土日祝日などには、鎖場渋滞が起こることがあります。
ゆとりある時間設定で山行をお願いします。
声を掛け合い、譲り合って通行してください。
◆気持ちの良いなだらかな尾根歩きもあります。
烏尾山からは、一度下り、三ノ塔へ登り返します。
◆急坂の登山道です。足場の悪い箇所もありますので、ご注意を!
富士山や表尾根が一望できます。
◆三ノ塔尾根
複線化していたり、荒れている箇所があります。
また、林業作業道が登山道を横切っています。
看板がありますので、確認しながら進んでください。
爽やかな登山日和の日でしたが、陽射しはとても暑く感じました。
水分はしっかりと持ち、無理のない山行計画でお願いいたします。
◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
5月11日 晴れ
8時40分の気温21.4度