2024年10月7日月曜日

【自然情報】大倉~雑事場ノ平 10月7日

山麓しらべで大倉尾根の雑事場ノ平まで行って来ました。

◆カシワバハグマ
見頃を迎えていました。

◆ツリフネソウ
先月は数えるほどしか咲いていませんでしたが、
今回は群生して咲いていました。

◆キバナアキギリ
これから見頃を迎えます。

◆ノブキ
ジメジメしたところに生えています。
撮影に夢中になっていたら、ヤマビルが靴に登ってきました。

◆ガマズミの実と虫こぶ
ぽわぽわしているのが虫こぶです。ガマズミミケフシタマバエの
幼虫が入っています。

◆キブシの実

◆ツチイナゴ


◆エゾビタキ
日本には旅鳥として春と秋の渡りの時期に飛来するそうです。

◆登山道の様子
枕木や石が濡れていて、何度も滑りかけました。
足元にご注意ください。

今日は暑さが戻り、汗ばみながら登りました。
ヤマビルもまだ活動中ですので対策をしてお出かけください。

【その他観察した生きもの】 
《植物》 
 花 ゲンノショウコ、ヤブマメ、ノササゲ、タイアザミ、
   ツユクサ、ホトトギス、マツカゼソウ、アキカラマツ、
   シロヨメナ、コチヂミザサ、キツネノマゴ など
 実 ムラサキシキブ、ヤブミョウガ、カラスウリ、オニドコロ、
       サネカズラ、ウバユリ、ヤマユリ、ホウチャクソウ、ホドイモ、
       マルバノホロシ、クサギ、クマノミズキ、クズ、サンショウ、
       ヒメキンミズヒキ など

《野鳥》
   キジバト、アオゲラ、ヒヨドリ、エナガ、シジュウカラ、
   ヤマガラ、メジロ、カケス、ハシボソガラス、アオバト など

《その他》 
   ルリタテハ、ツクツクボウシ、アキアカネ、
   シジミチョウの仲間、ハナアブの仲間、ナガコガネグモ、
   ジョロウグモ、ニホンカナヘビ、ヒガシニホントカゲ幼体、
   ニホンジカの足跡 など

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
10月7日 晴れ
8時40分の気温25.4度

2024年10月6日日曜日

【行事】丹沢の岩石図鑑づくり~EAST編~ 10月6日

秦野ビジターセンター・西丹沢ビジターセンター連続地学教室
「丹沢の岩石図鑑づくり~EAST編~」を秦野で開催しました。

◆水無川での活動の様子

 
◆講師の須藤清先生(神奈川地学会)とアシスタントの里見さん(右)

◆まずは、室内で丹沢の成り立ちや岩石についてのお話を聞きます。

◆秦野ビジターセンター展示室の地学コーナーで、
 丹沢の成り立ちを示す岩石や

◆周辺で見られる岩石などを見学してから、野外へ出発です!

水無川の河原で、溶岩のかけら、砥石、緑色凝灰岩・・・など
岩石を探します。
◆溶岩のかけら
 気泡の穴がポツポツあいています。

◆砥石も見つけました。

◆分からない石は先生に聞きながら…。
 色など自分のお気に入りの石も探しました。

午後からは、岩石図鑑づくり
◆水無川で見つけた石を台紙に貼って作ります。

◆丹沢が南の海から来た証拠のサンゴ化石などのお話や、
 有孔虫のお話をお聞きしました。

◆有孔虫化石入りの岩石を磨いて、岩石図鑑にプラスし、
 丹沢の岩石図鑑~EAST編~ 完成です!

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
10月6日 雨のち曇り
8時40分の気温20.7度

2024年9月26日木曜日

【登山・自然情報】高取山・仏果山 9月25日

宮ヶ瀬湖東側にある高取山・仏果山に情報収集に行って来ました。
出発時から時折小雨が降っていましたが、思ったより景色は眺められました。

コース:宮ヶ瀬ダム~高取山(705メートル)~仏果山(747メートル)~仏果山登山口バス停

◆高取山展望台から望む宮ヶ瀬湖と丹沢の山並み。
 蛭ヶ岳は雲の中でした。

◆宮ヶ瀬ダムサイト登山口
 宮ヶ瀬ダム水とエネルギー館の駐車場付近にあります。

◆登山口すぐに急登が続きます。
 足場に土砂がたまり歩きづらいところがあります。
 ご注意ください。


◆急登を登った先にある展望&休憩スペース

 
◆宮ヶ瀬ダムサイトが見えます。

目線の高さで植物観察も出来ます。
◆サルナシの実

林内では…
◆ナガバノコウヤボウキはほとんどが種になっていました。

◆咲き残りのナガバノコウヤボウキの花

◆花だけ見るとそっくりなカシワバハグマの花

このコースの見どころは…
◆シモバシラの花
 蕾から咲き終わりまで様々な状態でした。
 この植物は、冬に気温が氷点下になると、茎に「氷の華」が出来ます。
 2024年1月9日のブログで紹介していますので、ご覧ください。


◆標高約550メートルの送電線の真下も見晴らしばつぐん。

菌類も色々出ていました。
◆シロオニタケの仲間

◆マゴジャクシ


シカ糞の近くにいた…
◆オオセンチコガネ
 新成虫のようです。


◆アップダウンを繰り返して…

なだらかになると
◆高取山山頂です。

◆チョッキリの仲間に切り落とされたシラカシのどんぐり
 コナラやシラカシのどんぐりは、小さなまま茶色くなったものが多かったです。

◆どんぐり大好きなカケス
 冬の食糧として、どこかに隠す習性があります。
 クリの実をくわえていました。

◆高取山と仏果山の中間地点 宮ヶ瀬越

さらにアップダウンを繰り返して…
◆木橋と木梯子が見えてきたら…

◆仏果山山頂です。

◆仏果山展望台から見た宮ヶ瀬湖と高取山
 丹沢山塊は雲に隠れてしまいました。

◆宮ヶ瀬越まで戻ったら、左に曲がって仏果山登山口バス停に下山します。

◆仏果山登山口より200メートル程手前で
 大雨により登山道がえぐれてしまった場所がありました。

◆斜面を下りて登山道に復帰する必要があります。
 滑らないようにご注意ください。

◆仏果山登山口バス停

涼しい一日でヤマビルには会いませんでした。
雨上がりや気温・湿度が上がった際にはヤマビル防除対策が必要です。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
9月26日 晴れのち曇り
8時40分の気温28.7度

◆◆◆高取山(標高705メートル)◆◆◆
9月25日 曇り
13時頃の気温18度(携帯温度計より)