2025年6月30日月曜日

【自然情報】大倉~見晴茶屋 6月30日

山麓しらべで大倉尾根の見晴茶屋まで行って来ました。

◆丹沢ベースから
奥には表尾根、右は萩山、手前は上大倉集落です。

◆登山道の様子
丹沢ベースから上の様子です。

◆足元注意!
観音茶屋を過ぎ、分岐を曲がってすぐの登山道の様子。
砂が斜面の上から少しずつ崩れて来ていました。
気を付けて通行してください。

◆緑のトンネル
もうすぐ大倉高原テントサイトに到着です。

◆大倉高原テントサイトからの景色
今日は晴天でしたが、暑さで霞んでいました。

◆テントサイトの水場
今日はたくさん水が出ていました。
冷たい水で手や頭を冷やして熱中症予防を。

観察した生きものをご紹介します。

◆ホドイモ

◆ホドイモの花アップ

◆ホタルブクロ

◆ムラサキシキブ
観音茶屋の個体です。
だいぶ咲き終わりですが、まだ蕾もありました。

◆ニガイチゴの実

◆クロモジの実

◆ヒメクロオトシブミ

◆ヒカゲチョウ

◆ミスジチョウ

◆オオセンチコガネ

◆ラミーカミキリ(外来種)
登山口手前のタケニグサの花にとまっていました。

◆イカル
まるでペンチのような太い嘴です。

◆食べあと
イカルがいた所の地面を見ると、
割れたサクラの種がたくさん落ちていました。

木陰で風が吹くと涼しいですが、動いていると汗が噴き出してきました。
お出かけの際は無理をせず、水分、塩分、体を冷やす工夫など
熱中症対策を万全にお願いします。

【その他観察した生きもの】

《植物》
 花     ヘクソカズラ、ハエドクソウ、ムラサキニガナ、ウマノミツバ、
   アカメガシワ、キツネノボタン など
 蕾 ヤマユリ、タマアジサイ など
 実 アブラチャン、キブシ、ミズキ など
《野鳥》
       ホトトギス、キビタキ、ヒバリ、ヒヨドリ、ホオジロ、
   メジロ、ウグイス、カワラヒワ、ヤマガラ、コゲラ、
   サンショウクイの仲間、カケス、ガビチョウ  など 
《その他》 
      アオスジアゲハ、オオシオカラトンボ、ルリタテハ、イヨヒメバチ、
   アオオサムシ、オオナミザトウムシ、ヒガシニホントカゲ、ヤマカガシ など

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
6月30日 晴れ
8時40分の気温 29.1度

2025年6月27日金曜日

【登山・自然情報】高取山・仏果山 6月26日

雨上がり、宮ヶ瀬湖畔の高取山と仏果山に行ってきました。
風が吹いていましたが、湿度が高く蒸し暑かったです。

コース:仏果山登山口~高取山(標高705メートル)
            ~仏果山(標高747メートル)~仏果山登山口

◆高取山展望台からの眺め
 雲がなければ、丹沢山や蛭ヶ岳、焼山など丹沢主脈が見えます。

◆登山者カード提出
 登山口を入って少し進むと登山者カードの提出箱があります。

登山口を入ってしばらく続く人工林では…
◆ヤマビル
 雨上がりだったこともあり、それなりに見かけました。
 ヤマビル対策はしっかりと!

◆宮ヶ瀬越
 モミやカヤの大木があります。

◆高取山山頂の展望台

再び宮ヶ瀬越まで戻り仏果山方面へ
◆ロープがつけられている箇所もあります。

仏果山山頂にも高取山山頂と同じ展望台があります。
◆仏果山展望台から高取山方面

咲いていた花は…
◆クマノミズキ

◆ムラサキシキブ

◆アカメガシワ(左:雌花 右:雄花)

◆イヌツゲ
 足元に落ちていた散った小さい花びらで気づきました。

今年生まれの幼鳥たちが活発に動くようになったからでしょうか。
鳥たちの声がにぎやかでした。
◆キビタキの幼鳥
 登山道脇の藪の中から飛び立っていきます。

◆近くには、餌をくわえたキビタキの雌
 餌を運ぶ邪魔をしてしまったようです。

親子なのか、兄弟なのか…
◆じゃれるように枝を移動していたコガラ

◆コゲラ
 1羽がずっと追いかけるように後ろをついて行っていました。

◆◆◆宮ヶ瀬(標高約300メートル)◆◆◆
6月26日 晴れ
15時30分ごろの気温 28度

2025年6月26日木曜日

【自然情報】秦野ビジターセンター周辺 6月26日

午前中、秦野戸川公園内を歩いてきました。
未明まで雨が降った影響で蒸し暑く感じました。

◆三ノ塔や二ノ塔、大山の山頂付近は雲がかかっています。

◆鍋割山稜は雲の中。奥に見えているのは大倉尾根です。

◆水無川に架かる沢の橋にカワセミがとまっていました。

◆橋から上流側を眺めて。

◆園路脇の土手でヤマユリが一輪咲いていました。

◆膨らんだ蕾も...。

◆エゴノキはたくさんの実をつけていました。

昆虫たちも観察しました。
◆セマダラコガネ

◆マメコガネ
イタドリの葉が食べられてスカスカに。

◆ホオズキカメムシ
後ろ脚の腿節(たいせつ)が太いです。

◆キバラヘリカメムシ

◆ミヤマカワトンボ(メス)
メスは翅の先端近くに白い縁紋(えんもん)があります。

◆ネジバナとキタキチョウ

日差しがなくても、湿度が高いので汗がじわっと出ました。
水分、塩分補給など熱中症対策を心掛けましょう。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
6月26日 曇り
8時40分の気温27.4度

2025年6月20日金曜日

【自然情報】宮ヶ瀬湖周辺 6月19日

梅雨明けしたような陽気の中、
宮ヶ瀬湖周辺の早戸川林道と春ノ木丸に情報収集に行って来ました。

コース:早戸川林道(園地側から汁垂橋まで)・春ノ木丸一周・宮ヶ瀬湖畔園地

まずは早戸川林道から…
◆汁垂橋から見た宮ヶ瀬湖

◆湖面には波紋をつくって飛び立つカワウがいました。

◆早戸川林道
 なるべく日陰をみつけて移動します。
 
◆クマノミズキの花は見頃

◆一足早く咲くミズキは実になっていました。

◆マタタビ
 見頃は過ぎていましたが、芳香を漂わせていました。

◆ムラサキシキブ

野鳥が賑やかだったほか、昆虫たちも活発に活動していました。
◆ヒメヒゲナガカミキリ

◆ヤブキリの幼体

次に、春ノ木丸へ
◆県道側の登山口
 草で登山道が分かりにくくなっています。

◆フェンスが傾いたり、木が茂ったりして登山道が狭まっている箇所もあります。


春ノ木丸山頂(標高487メートル)

地面には
◆スズバチの仲間がいました。
 泥を使って巣を作ります。

樹上には
◆ヤブサメや

◆アオバトがいました。

◆モミ林をとおって…

◆宮ヶ瀬湖畔園地側の登山口におりました。

◆親水池

遊歩道脇では
◆ツバメが泥をくわえていました。
 まだ子育てのために巣作りをするのでしょうか。

熱中症にならないように、こまめに休憩や水分補給をしました。
皆さまも意識して、塩分・水分を取っていただければと思います。

その他、確認した生きものたち
花:クサノオウ、ヘビイチゴ、ミゾホオズキ、コモチマンネングサ、ホタルブクロ、
  ドクダミ、ネジバナ、ヨウシュヤマゴボウ、ヤブタビラコ、ギンリョウソウ、
  フジキ、テイカカズラ、アオツヅラフジ、アカメガシワ、シラキ など
実:オニグルミ、チドリノキ、フサザクラ、アブラチャン、クロモジ、ニガイチゴ、
  コクサギ、ガマズミ、ヤマグワ、ミヤマシキミ、シキミ、ウツギ、マルバウツギ、
  クマシデ、ヤマザクラ、ウワミズザクラ、ハクウンボク、ヤマムグラ など

鳥:カルガモ、キセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、イワツバメ、ウグイス、ホオジロ、
  メジロ、イカル、ホトトギス、ツツドリ、キビタキ、オオルリ、センダイムシクイ、
  ヤマガラ、シジュウカラ、サンショウクイの仲間 など

獣:ニホンジカ(足跡)、イノシシ(掘りあと)、タヌキ(ため糞)、
  ニホンリス・アカネズミ(クルミ食痕)、ニホンザル(糞) など

虫:センチコガネ、オオセンチコガネ、キンバエの仲間、ベッコウヒラタシデムシ、
  ヤマトイシノミ、コジャノメ、コミスジ、スジグロシロチョウ、ルリシジミ、
  キタキチョウ、カラスアゲハ、カノコガ、オオスズメバチ、キムネクマバチ、
  トゲアリ、アトボシアオゴミムシ?、オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、
  クロイトトンボ? など

他:モリアオガエル(声・卵塊)、カジカガエル(声)、アオダイショウ幼蛇、
  ヒガシニホントカゲ、ニホンカナヘビ、ヤマビル(1匹) など

◆◆◆宮ヶ瀬湖(標高約300メートル)◆◆◆
6月19日 晴れ
8時40分と15時40分の気温28度