2019年3月20日水曜日

【登山・自然情報】三峰山 3月19日

宮ヶ瀬湖南東端の土山峠から、大山の北東に位置する三峰山へ
情報収集に行ってきました。

コース:土山峠~辺室山~三峰山(934.6メートル)~不動尻~煤ヶ谷


◆三峰山山頂
 大山山頂からも3つほどの並んだピークが見られます。
 この季節は山並や下界の街並みなど、見通しがききました。


まずは土山峠から辺室山へ。


◆登山道脇にはモミの大木が多数あり、
 小さな祠(写真では木の根元左)も所々にあり、趣があります。


◆辺室山山頂
 シジュウカラやヒガラ、イカルなどのさえずりが聞こえていました。


◆物見峠から大山三峰山方面へ登ります。
 この先大山三峰周辺は経験者向けの登山道となります。


◆崩壊地の上の細い登山道から、注意しながら周りを見ると・・・


◆塔ノ岳から丹沢山、丹沢三峰への稜線、
 雪をかぶった蛭ヶ岳、三ノ塔から表尾根などが一望できました。


◆大山三峰周辺は細尾根や急な鎖場が多数あります。


◆急な滑りやすい斜面の上り下りを繰り返して
 三峰山山頂に到達します。


◆山頂を過ぎてもまだまだ
 細尾根や鎖場など注意が必要な上り下りが続きます。

その後、尾根からそれて、不動尻へ。


◆細いざれたトラバース道は滑りやすく、注意が必要です。


◆不動尻では、群生するミツマタが見頃でした。


◆林道をそれ、谷太郎川に沿って細いトラバース道が続きます。
 川との高低差もあるので、谷太郎林道に出るまで気が抜けません。


山麓から山の上まで、様々な花が咲き始めています。


◆キブシ
 山の早春らしさを感じる淡い黄色です。


◆シキミ
 爽やかでほんのり甘い香りが漂っていました。


◆ダンコウバイが見頃です。


◆アセビは蕾から見頃でした。


◆オオバヤシャブシ
 

山麓では・・・


◆ユリワサビ
 

◆トウゴクサバノオ
 実の形が鯖の尾に似ているからこの名がついたと言われます。


◆アトリ
 群れに何度か出会いました。
 間もなく寒い地域へ渡っていきます。
 

◆ヒオドシチョウ
 成虫越冬のためか、翅の先がボロボロでした。


青空がなかなか見られない天候でしたが、
暑すぎず寒すぎず、過ごしやすい気候でした。

今回のルートは、雨の後などの足元の条件によって
更に危険度が増します。
無理の無い計画で入山してください。

*****************************
大倉(標高290メートル)   3月20日
 天気   晴    気温  13.9度(8時40分)