2024年2月10日土曜日

【登山・自然情報】鍋割山 2月9日

積雪後の鍋割山まで情報収集に行って来ました。
日当たりの良い南斜面を登るコースですが、どこから雪が現れるでしょうか?

コース:二俣~後沢乗越~鍋割山(1272.4メートル) 往復

◆鍋割山山頂

◆林道の途中から見える山並み

◆鍋割山も見えます。

◆標高770メートル付近から谷筋の日陰にまとまった雪が現れました。

◆後沢乗越(うしろざわのっこし)
 標高約800メートル。雪はほぼありません。

◆標高950メートル付近
 登山道上にほとんど雪はありませんでしたが、
 木々に吹き付けられた雪が残っていました。

◆標高1000メートル付近から登山道上に雪がありました。

◆まだらに地面が露出したところもあれば…

◆雪で覆われたところもありました。積雪は10~15センチ。
 吹き溜まりで30~40センチの積雪がありました。

◆鍋割山から見た相模湾

◆鍋割山山頂では20センチ程の積雪でした。
 鍋割山荘のご主人からの情報によりますと、
 7日に深いところでは80センチ程の積雪があったそうです。

鍋割山稜へ100メートル程、様子を見に行ってみました。
◆山荘のすぐ裏手は北斜面なので、たっぷり雪が残っていました。
 積雪は30~40センチ。吹き溜まりでは50センチ以上ありました。

◆降雪時は風が強かったので、積雪がほとんどないところもありました。

◆この辺りで折り返しました。

ここから見える景色が・・・
◆蛭ヶ岳を含む丹沢主脈&丹沢主稜線

◆望遠でとらえた蛭ヶ岳
 霧氷が出来ているのが確認できました。

鍋割山に戻り、元来た道を引き返します。
◆日差しを受けて融雪が進み、ぬかるんでいるところがありました。
 
動植物から春の気配も感じられました。
◆アセビ
 標高1200メートル付近までの間で数株開花していました。

◆ムカゴネコノメ
 林道の湿り気のあるところで咲き始めていました。

野鳥たちも賑やかでした。
◆ミソサザイ
 小さな体ながら大きな声で囀っていました。

◆コガラ
 エサを求めてせわしなく飛び交っていました。

◆カシラダカ
 こちらの声は控えめです。

◆アトリ
 樹にとまっているのを見ることが多いですが、
 地面に落ちた種をついばんているようでした。

今後の雪の状況は、日中はゆるんでシャーベット状になったり、
融雪後に凍ったりと様々なコンディションになると思われます。
チェーンスパイクなどの滑り止めと、
泥んこまみれになってもいいようにスパッツがあるといいでしょう。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
2月9日 晴れ
8時40分の気温5.8度