2020年2月11日火曜日

【登山・自然情報】塔ノ岳 2月10日

雪を求めて、塔ノ岳へ情報収集に行ってきました。

コース:大倉尾根~塔ノ岳(1490.9メートル)~丹沢山方面へ少し、鍋割山稜

登山道上の雪は、塔ノ岳から丹沢山方面で圧雪された状態で多くありました。
雲が多かったものの、時間により青空が広がり、澄んだ景色を楽しめました。


◆塔ノ岳山頂。
 昼前の気温はマイナス5度。
 風もあり体感温度はさらに低かったですが、
 見晴らしはとても良かったです。


まずは大倉尾根。

◆大倉尾根、堀山の家のすぐ上。
 青空が広がりました。明るい林の中を進みます。


◆富士山も顔を出してくれました。


◆花立付近からは、表尾根から大山、
 相模湾や房総半島の方まで一望できます。

花立辺りから、登山道脇の雪が目立つようになりましたが、
塔ノ岳までの登山道上には、殆ど雪はありません。


◆蛭ヶ岳方面の稜線に霧氷がついているのが見えます。

続いて、塔ノ岳から丹沢山方面へ。

◆丹沢山、蛭ヶ岳方面の眺め。

◆塔ノ岳から丹沢山へ向かう登山道は
 圧雪された雪が凍結している所があり、注意が必要です。


◆丹沢山への途中、日高付近から丹沢山方面。
 南斜面の雪は少ないのが分かります。

ちなみに、丹沢山山頂のみやま山荘山のホームページによると、
この日の山頂の積雪は20センチだったそうです。

続いて、金冷シから鍋割山稜へ

◆明るいブナ林を楽しめます。

鍋割山稜の登山道上には雪がない所が殆どですが、
部分的に残っていて滑りやすい所があります。


◆稜線ではぬかるんでいる所もあります。
 踏圧による裸地が広がらないよう、
 登山道から外れて歩かないように、お願いいたします。
 
生き物たちの暮らしぶりも感じられます。


◆コガラ
 よく見ると、笹の葉にぶら下がっています。
 小さく軽いからできる技ですね。

◆雪上に、動物の足跡探しも楽しめます。
 こちらはタヌキでしょうか。
 同じ所にたくさんついているのはなぜでしょう!?


◆キツネの糞。
 動物の毛だらけです。

今後の天候により、足元の様子は大きく変わりそうですが、
滑り止めやぬかるみ対策などの装備をお勧めします。

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塔ノ岳(標高1490.9メートル) 2月10日
天気  曇のち晴れ   気温 マイナス5度(11時40分)

大倉(標高290メートル)   2月11日
天気  晴れ   気温 4.4度(8時40分)