続いて大倉尾根の自然情報をお伝えします。
雪と霧氷を楽しみつつ、春を探すことが出来ました。
◆マメザクラ
標高1000メートルより下で開花していました。
◆キブシ
山麓ではもう終わりですが、標高800メートル付近から
1000メートルでまだ咲いていました。
◆ナツトウダイ
「ナツ」と名につきますが、春に花が咲きます。
蕾は隠れるようについています。
◆クロモジの蕾
クロモジは葉が先に開いてから花が咲きます。
◆花開いたクロモジ
登山口から観音茶屋付近にかけては草本のお花が次々と
開花していました。
◆ナガバノスミレサイシン
見頃は過ぎていましたが、たくさん咲いていました。
◆ヒトリシズカ
山頂でもお会いした登山者が「咲いているよ」
と教えてくれました。
◆セントウソウ
春に咲くセリ科の植物です。
◆ヤマルリソウ
3月頃から咲き出しますが、まだ蕾もありました。
もうしばらく楽しめるでしょうか。
◆ジロボウエンゴサク
数は少なかったですが、
ピンク色の可憐な花が自己主張していました。
その他観察した生き物
【花】アセビ、オオバヤシャブシ、オニシバリ、ミミガタテンナンショウ、
タチツボスミレ、ケマルバスミレ、ヒメウズ、ムラサキケマン、
カキドオシ、クサイチゴ、モモジイチゴ など
【野鳥】ミソサザイ、ルリビタキ、シジュウカラ、ヒガラ、
キクイタダキ、ホオジロ、カシラダカ など
9日に野鳥観察にいらした方の情報によりますと、
ツグミ、アオジ、カシラダカ、ウソなどの
冬鳥がまだいるのを確認出来たそうです。
一方、夏鳥のセンダイムシクイの鳴き声を確認したとのこと!
スタッフは戸沢でクロツグミの鳴き声を確認しました!
両方とも昨年より10日ほど早い確認です。
暖かった3月中にぐんぐん北上して来たのでしょうか?
今後も生き物の動きに目が離せません!