2016年1月28日木曜日

【登山・自然情報】鍋割山 1月27日

コース:西山林道~後沢乗越~鍋割山~金冷シ~大倉尾根

すがすがしい青空のもと、鍋割山へ情報収集に行って来ました。
前回は天気がいまいちでしたので、雪の山並を期待してリベンジです。


◆今日は暖かかったせいでしょうか?
 成虫越冬するテングチョウが動き出していました。
 (後沢乗越手前にて)


◆鍋割山頂への尾根道。
 左右に山並みを楽しめます。
 今日は、標高1100メートル位から登山道上に雪が出てきました。


◆鍋割山到着!
 山荘のご主人によると、前回の雪のあとは道を作るのに苦労されたようです。


◆山頂からの見晴は抜群。
 写真は、富士山や南アルプスと丹沢の同角ノ頭や檜洞丸。
 反対側は海や半島が綺麗でした。
 冬は景色がとても澄んで見えるのがよいですね。


◆鍋割山から塔ノ岳方面へ
 雪が50センチ位積もっている所もあれば、地面が見えている所もあります。
 ここは風が強かったのが伺えます。


◆あれ?テンの足あとがウロウロ(小さなたくさんの長丸)。
 いったい何をしていたのでしょう?


◆鍋割山稜はこの時期、林の間からずっと、
 蛭ヶ岳へ続く稜線を眺められます。


◆お勧めの振り返りポイント!
 歩いてきた山並みも見渡せます。


◆野鳥の声を楽しみながら、ブナ林を進みます。

金冷シから、大倉尾根を下山しました。
花立の少し手前で振り返ると・・・


◆歩いてきた稜線や蛭ヶ岳方面が見えます。
 後ろ髪をひかれる思いですが、
 日暮れは早いので、のんびりし過ぎては危険ですね。


◆花立の下。
 今度は海に向かって下山です。
 この眺めもお勧めの景色の一つです。

大倉尾根上の積雪は、標高900メートル位まであったり無かったり、
場所によって様々でした。

今日は、野鳥たちもよく姿を見せてくれました。


◆2羽のコガラ
 夢中で種をついばんでいます。
 まるで雪だるまがぶら下がっているようでした。


◆ゴジュウカラ


◆ヒガラ
 目の前の雪解け水で水浴び中でした。
 冷たくないの!?


今日は暖かく、ぬかるみが酷い所もあれば、
シャーベット状の滑りやすい雪の所も多々ありました。
気温が低い日や朝晩は凍結しますので、
軽アイゼンやチェーンスパイクなどの滑り止は必ず携行してください。

また、今週末はお天気が崩れる予報です。
積雪の様子は大きく変わると思いますので、
入山をご計画の方は無理のない様にお願いいたします。