2012年12月26日水曜日

【積雪情報】丹沢山 12月26日

丹沢山山頂のみやま山荘さんからいただいた
15:00現在の丹沢山山頂の情報です。

●積雪は??
23日、24日に雪が降っていた。
今朝はまだらに雪が残っていたが、今はドロドロになっている。

以上です。

気温が下がると凍結。
日が当たるとドロドロ・・・と
この季節ならではの山の様子です。

しっかりと対策をしてお出かけください!
とにかく寒いで~す!

2012年12月24日月曜日

【登山道情報】塔ノ岳~表尾根 12月24日

美しい冬の丹沢の情報を写真つきで
常連のNさんからいただきました。ありがとうございます♪
コメントはNさんからの情報を引用しています。

山頂はなんとマイナス5.9度!(手持ちの温度計による)
塔ノ岳から表尾根へ下ったところのバーン状の箇所は、
岩が多く陰になっているので見た目が分かりづらいです。
雪の白く濁ったような感じではなく、
水たまりが凍ったような透明なバーン状なので、
本当に注意していないと見えにくく、
他のみなさんもかなり滑っていました・・・。

 ◆金冷シ~塔ノ岳
金冷しから塔ノ岳の間ではうっすらと雪があり、
下りは注意が必要です。

◆エビの尻尾
花立~金冷シ間では、雪雲が出てきて一時吹雪いたりもしましたが、
山頂では青空と霧氷を楽しむことができました。
エビの尻尾が綺麗についていて、素晴らしい景色でした。

◆表尾根から見た塔ノ岳
塔ノ岳山頂から表尾根方面へ下ると、
アイスバーン状になっている所が数箇所あります。
正午過ぎても霧氷はおちる様子もなく綺麗についていました。
いつもファミリーで登山しているNさん、
先日、お子さんがもうすぐ3歳にしてなんと塔ノ岳100回登頂です!
おめでとうございます♪

2012年12月23日日曜日

自然観察の森のミカン 12月23日

今日は晴れることを期待しましたが、どんより曇り空です。
幸い雨は降っていません。

◆風の吊り橋と三ノ塔
そんな中、吊り橋を渡って自然観察の森へと足を運びました。
落ち葉が降り積もった林内に、何やらオレンジ色のものが
1つ、2つ、3つ・・・
よく見ると中身を食べられたミカンの皮でした。
おそらく鳥や動物たちが食べたのでしょう。
丸い穴が開いている皮やボロボロになった皮など
バリエーション豊富でした!
動物たちの痕跡を見てなんだか安心しました。

◆皮だけのミカン

◆こちらのミカンは中身が残っていますね

2012年12月22日土曜日

【積雪情報】塔ノ岳 12月22日

ここ大倉登山口は今朝たっぷり雨が降りました。
13:00現在雨は止んで、外はガスで真っ白です。

積雪の情報を塔ノ岳の尊仏山荘さんからいただきました。
いつもありがとうございます!

●塔ノ岳山頂
午前中は雪がぱらぱらと降った程度。
積雪は木陰や北斜面に少しあるくらい。
13:00現在、雪は降っておらずガスっている。

以上です。

明日は晴れ予報なので、ぬかるみが予想されます。
気温が下がると凍結の恐れもあります。
アイゼンなどの滑り止め、ぬかるみ対策を忘れずに!
(いつもしつこくてすみませんが安全のため!)

2012年12月20日木曜日

【登山道情報】鍋割山稜~鍋割山~寄(やどりき)① 12月20日

櫟山(くぬぎやま)から寄の間に新しい森林作業道ができ、
一部登山道と作業道が合流する場所があります。
道に迷ったという登山者からの連絡もあったため、
鍋割山稜の情報収集も兼ねて確認に行ってきました。

晴れていましたが、途中でちらほら雪が舞いました。
とてもとても寒いです!

●登山道の状況
鍋割山稜~鍋割山~後沢乗越~栗ノ木洞~櫟山~寄の間に
特に通行できない危険個所はありません。

◆鍋割山稜のブナ
葉を落としたブナの大木は迫力満点です!
鍋割山稜はブナの多いルートです。

◆登山道の様子
ところどころ霜柱やぬかるみがあります。
日の当らない場所では昨日降った雪が少し残っていました。

◆丹沢の主稜線
鍋割山稜からは蛭ヶ岳や棚沢ノ頭など主稜線がよく見えます。

◆霧氷
はじめ雲がかかっていた主稜線ですが、
晴れてから双眼鏡でのぞくと霧氷がついていました。

◆鍋割山山頂から
南アルプスがよく見えました。
富士山は雲の中…晴れていれば富士山も見られます。
しかし、山頂は風が冷たい!

②へつづく…

【自然情報】鍋割山稜~鍋割山~寄(やどりき) 12月20日

今度は自然情報です。
パチッ、パチッ、コンコンコン…。
いろいろな音が聞こえてきます。
葉が落ちたこの季節、野鳥観察にはもってこいです。
少し足をとめて野鳥を探してみませんか? 

 ◆ウソ(メス)
丹沢ではこの季節しか見られない冬鳥です。
フサザクラの実はいつもたくさん残っているし、
美味しくなさそう…と思っていたらウソが食べていました。
ちゃんと誰かが食べているんですね。

◆コガラ
なんとアクロバティックな格好!
枝についている虫を探しているようでした。
【野鳥情報】
キクイタダキ、カヤクグリ、アオジ、カワラヒワ(約20羽)、
ジョウビタキ、ルリビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、
アカゲラ、コゲラ などを確認しました。

◆赤いフン
テンらしきフンの中にたくさんの赤い実がつまっていました。
メギの実でした。こちらもよく残っているので
美味しくないかと思いきや、やっぱり食料になっていました。

◆メギの実
鍋割山山頂付近で多く見られます。枝はトゲトゲです。

◆リスの食べあと
倒木の上でリスがアカマツの実を食べたあとです。
ニホンジカのフンやイノシシの掘り跡、
アナグマらしき掘り跡やツキノワグマの爪痕。
いろいろな痕跡がありました。
生きものの気配をぜひ感じてみてください。

【登山道情報】鍋割山稜~鍋割山~寄(やどりき)② 12月20日

①のつづきです。

◆ぬかるんだ登山道
鍋割山から後沢乗越まではしばらくぬかるみが続きます。

◆櫟山(くぬぎやま)からの景色
山頂が開けて見晴らしの良い櫟山はちょっとした穴場?
秦野の街と相模湾がよく見えます。

◆新しい作業道
三廻部(みくるべ)林道に出て、また登山道に入ると
すぐに新しくできた森林作業用の砂利道の道と合流します。

◆方向をしっかり把握しましょう!
森林組合の方が立派な道標をつけてくださいました。
作業道をずっと進まないように気をつけてください。

◆山麓は落ち葉たっぷり
寄近くまで下りてくるとまだ紅葉も見られました。
足元にはたくさんの落ち葉があり歩くと気持ちがいいです。

高標高域から山麓まで自然をたっぷり楽しめるルートです。
寄からは小田急線の新松田駅までバスが出ています。

この季節はぬかるみで歩きづらく、
つい登山道を外れて歩いてしまうという経験はありませんか?
登山道は植生を守るために設置されています。
ぬかるみ対策をしっかりして、登山道を外れないように
自然にやさしい山歩きを楽しんでください☆

2012年12月19日水曜日

【周辺情報】大倉~大倉高原山の家 12月19日

大倉高原山の家まで「山麓しらべ」に
行って来ました。
葉を落とした木々も目立ち、
山麓も冬の姿に変わっていきます。

◆落ち葉で覆われた登山道は
でこぼこが見にくく滑りやすいです。
足元注意!

◆ウバユリ
実の中には沢山の種が・・・。
風に乗ってひらひらと飛んでいきます。

◆ミツバアケビの葉の裏に
卵を産み付けたジョロウグモ。

◆アブラチャン
ちょっと、気が早いよ。
春はまだまだ先。
 
◆ダンコウバイの紅葉はまだ見頃でした。
また、ウソやコゲラ、エナガ、カケスなどの
鳥たちの姿も見られました。

2012年12月12日水曜日

【周辺情報】大倉~竜神の泉 12月12日

今月も「山麓しらべ」に竜神の泉まで歩いてきました。
天気は気持ちのいい快晴!
しかし林道は午前中、日が当たらず寒いので防寒対策を万全に。
竜神の泉から先の路面は凍結していました。

◆ひよこ?
林道の入口でこんな鳥がチョコチョコ歩いています。
実はこの鳥、キセキレイです。
細っそりスマートなイメージの鳥ですが、
正面からみて新たな一面の発見です。

他にも、ウソ・シロハラ・クロジ・ルリビタキ
などの冬鳥・漂鳥を確認しました。


◆ノイバラの実
冬枯れの林でよく目立ちます。

◆ボウボウ・トゲトゲ
エビガライチゴの枝です。
こんなに毛があれば冬でも暖かそうですね。

◆霜
紅葉が終わり落葉した葉に
砂糖菓子のような霜がつきました。

◆アブラチャンの冬芽
「ん~今日もいい天気!」
と青空に向かって伸びをしているようです。

2012年12月9日日曜日

命を託して! 12月9日

今朝、昨日のウスタビガの様子を
見に行って来ました。
その繭には重なりあって沢山の卵が
産みつけられていました。

◆もう、親の姿はありません。
小さな卵は親が育った繭にしっかりつかまり、
この冬を越します。

【積雪情報】塔ノ岳・丹沢山 12月9日

登山道トークで三ノ塔へ行ってきたスタッフからの情報です。 

●三ノ塔
風でとにかく寒い!
山頂では雪が舞っていたそうです。
下山を始めると雪は止んでいたそうです。

●塔ノ岳
出会った塔ノ岳からの登山者によると塔ノ岳は吹雪!

●丹沢山
すみません!情報発信が遅くなりました。
12月6日の情報です。
山頂の積雪は5cm前後、樹氷ができていた。

今日は山の上には黒い雲がかかっています。
丹沢山や塔ノ岳は積雪が予想されます。

しっかりと滑り止め、防寒対策をしておでかけください!

【登山情報】二ノ塔登山口~三ノ塔 12月9日

二ノ塔登山口、二ノ塔手前ガレ場、三ノ塔山頂にある
解説看板をご存じですか?
自然の情報や丹沢の豆知識、安全登山など、さまざまな視点で紹介ており、
秦野ビジターセンターが季節毎に交換しています。
今日はその交換と、神出鬼没の登山道トークに行ってきました。


◆登山道脇には霜柱!
登山道は凍りついていました。

◆日が当たると霜が溶け、ひどいぬかるみになります。
この季節、足元にはスパッツがお勧めです。

◆三ノ塔山頂から塔ノ岳方面。
灰色の雲がかかり、雪が降っていそうです。
この時、三ノ塔では雪が舞っていました。
これからの季節、アイゼンなどの滑り止めの携行を忘れずに。

◆今日は、ザックにこんな旗をつけて歩きました。
山でトイレに行きたくなったらどうしますか?
まず、入山前にトイレに行っておくことが大切。
登山途中では、山のトイレややむなく野外で用を足す場合も、
丹沢ではトイレ紙の持ち帰りを呼びかけています。
山への負担を減らし、いつまでも健康な丹沢のために、
ご協力をお願いいたします。

2012年12月8日土曜日

生命のチカラ! 12月8日

今日は一昨日下見に行ってきた団体対応の日です。
なんと今日も風が強い・・・。
野鳥はあまり出ないかと不安だったのですが、
1時間30分の間に、
モズ、イソヒヨドリ、トビ、ノスリ、ジョウビタキ♂♀
センダンの実をついばむヒヨドリ、ヤマガラなどが観察できました。

そして帰りには、ウスタビガの繭を発見!
「こっちにもあるよ!」と参加者が教えてくれたので
振り返ってみると、そこにはなんと交尾中の成虫がいたのです!

◆ウスタビガの交尾
下の大きな櫛のような触角をもっているのがオスです。
メスが羽化するとオスがやって来て交尾するそうです。
その後、卵を自分の生まれた繭にうみつけ、
卵はそのまま越冬します。

強風が吹くなか、負けずに頑張っている姿を見ていたら
生きものたちの生命のチカラを感じました。
明日は卵がついているのでしょうか?

2012年12月6日木曜日

【自然情報】ビジターセンター周辺 12月6日

今日はものすごい強風です!
しかし、負けてられません。
8日の団体対応の準備で秦野戸川公園内の自然観察の森まで
野鳥の様子を探りに行って来ました。
こんな強風の日に野鳥観察?
今日しか行く日がなかったんです…。

◆ジョウビタキ♂
「ヒッヒッヒッ…」ジョウビタキの声が聞こえます。
自然観察の森付近でオスが顔を出してくれました。
ガードレールの上でこちらの様子をうかがっている様子。

◆雑木林の様子
自然観察の森にはクヌギの林が広がっています。
今がちょうど見ごろでした。
落ち葉をサクサク、踏むとふんわり。良い音がします♪

◆ミニ卵
小さなうずらの卵を派手にしたようなこの卵は
イラガの繭です。
木の枝にしっかりとついていました。

山の上はすっかり冬ですが、
山麓はまだ紅葉が残っています。
少し空気は冷たくなりましたが、
お散歩には楽しい季節です♪

2012年12月5日水曜日

【登山情報】大倉尾根~塔ノ岳~日高~新大日① 12月5日

快晴の中、塔ノ岳へ情報収集へ行って来ました。
風もなく穏やかでしたが、気温はとても低いです。
防寒対策は万全に!

◆木々の葉も落ち登山道から
周りの景色もよく見渡せます。

◆空へと続く階段。
花立までの登りも、この空の下、
今日は辛いと思いません。

◆花立山荘の周りでお食事中。
シカも冬毛に変わっています。

◆塔ノ岳から日高まで。
塔ノ岳のすぐ下の登山道は凍っています。

◆丹沢山への稜線。

【登山情報】大倉尾根~塔ノ岳~日高~新大日② 12月5日

続きです。

 ◆表尾根の北斜面には雪が
残っていました。


◆苔のしずくも凍っています。
◆苔の上の糞
実の色に染まっている?
何を食べたのかな。

◆メギの実

◆キレイな写真の後にすみません。
日当たりのよい登山道は
ぬかるみがひどいです。
足元に気を付けて下さい。